第34回講座 :「哺乳類A」 (2009.2.18.)
講座内容哺乳類のフィールドサインによる生息調査法
講  師早川 篤先生  ナチュラリスト入門講座講師、大阪市立天王寺動物園飼育課
場  所豊野町 青貝山周辺



今回は妙見口にやって来ました。早川先生と共に哺乳動物を探して歩きます。その姿を直接見る事は難しいので足跡、糞や草木へのサインを探します。


休耕田に白い線はけもの道。


喰いちぎられた草木の状況で動物の歯型を想像します。
笹の葉を食べていたのは、ニホンシカでした。


コナラの幹が泥だらけでツルツルの樹皮に。イノシシの仕業かな。


動物に直接会えるとは期待しないで欲しいと前置きされていました。しかし、 「木が揺れている」との囁き声に皆の視線は、その方に。ニホンリスが移動していたのです。感激!!


動物の浴場。
手前は使用後なのか、濁っていました。


民家の軒下にあったホンドテンの糞。


ホンドテンは何を食べたのかな?
糞を洗浄すると、現れたのは柿の種と皮、ムカデのカラでした。


青貝山へのルート附近の雑木林。モグラの洞も見つけました。
夜になるとここは、ネズミ、ヒミズなどもがさガサと とても賑やかな動物の世界になるとのことです。
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