野山のたより2009年6月号

「今が盛りと咲くハナウド」

 川沿いや湿った林縁にハナウドが今が盛りと咲いている。
 この草花、よく見ると花の付き方や形がけっこう面白い。茎の上部に付く花序を下から見るとよく分かるが唐傘の受け骨に似ていて、さらに上部にも同じ散形状になった花柄があり、先端に花を付けている。よく見ると縁の花は内側の花より大きく、花弁は5枚で先が2裂してX字型になっていて、外側の花弁が他の4枚の花弁より大きくなっている。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市伏尾町 (2009.5.20.)

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