今年は蝶の出現が激減している。アゲハチョウの仲間の姿も見ることが少ない。そんな中でアゲハのようなのを見たので何だろうと近づくと蝶ではなく蛾のアゲハモドキであった。羽化してまだ間もない状態のようだ。それにしても何故アゲハに似た姿をしているのか。ひとつ考えられるのは腹部の側面が真っ赤なので毒を持つジャコウアゲハに似ているためこれが信号となって外敵の捕食から逃れているのかもしれない。

撮影者：横田　靖さん

撮影場所：池田市伏尾町(2010.06.08.)