自然保護・調査研究部長 高畠 耕一郎 (「都市と自然」2006年5月号掲載) | |
| ●大阪自然環境保全協会の活動とは、会員による大阪を中心とした様々な自然環境の保全、保護活動の取り組みです。活動成果は会誌「都市と自然」に随時掲載されてきましたが、紙面の制約から詳しい内容を盛り込めません。報告や記録の詳細を含んだ成果発表の場を設ける必要性が過去に話題に上がり、また「研究集」の発行の企画はあったのですが、実現に至っていません。そこで、今年から自然保護・調査研究部が中心になって、「ネイチャーおおさか・スタディファイル」を企画し、成果発表の場を作って運営に当たることになりました。 | |
| ●私たちが今回、このような発表の場を作る目的は、大学や学会などの研究論文集をイメージしているのではなく、環境問題や自然保全、保護に実際に係わって地域の活動を行っている人々が、市民の目線で書いた生き物の記録集や活動報告集を発行することです。ともすれば散逸・消滅する地域や個人の活動記録を残し、役立てたいのです。 | |
| ●具体的には、保全協会会員からまとまった研究論文、調査や活動報告、事例報告、主張の投稿原稿を電子データで送付してもらい、年1度の割合で原稿をCD化して、希望者に有料配布します。紙の冊子には、予算上出来ないので、当面はCDによる配布とホームページ上のPDFファイルで、誰でも閲覧できるようにします。詳しくは下記の「投稿規定」をご参照下さい。 | |
| ●1回目の発行は、今年の12月頃を目標に、9月初旬に原稿締切りを予定しています。 | |
| ●地域活動や個人的な活動で得られた調査記録や活動記録・成果を、ほかの団体・個人が参考にできるようにまとめてみませんか。 | |
| ●12月末に発行予定の「ネイチャーおおさか・スタディファイル」は、保全協会内のささやかな記録集になるかとは思いますが、中味は、市民達が自らの力で築いてきた運動の成果を形にして残し、必要とする人に引き継いでもらうことを願っています。 | |
●現在、自然保護部で検討に挙がっているものだけでも以下のものがあります。
Aシカ調査 →4年間の活動報告、聞き取り調査結果の集約、植生変化 B池田五月山 →草刈り管理とその影響調査 C吹田のベニイトトンボ調査 →吹田自然観察会の取り組み D枚方天の川、猪名川の魚類調査 E石川の河川改修後の自然復元後の昆虫定点調査 F淀川でのカヤネズミ調査 G淀川の自然再生 | |
| 会員の皆さんの積極的な投稿をお願いします。 | |