理事会議事録

定例または臨時理事会の議事録を掲載しています。
議事録の内容は次回理事会で承認の上ここに掲載しますので、ほぼ、1ヶ月遅れの掲載となります。

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■  社団法人  大阪自然環境保全協会  10月度理事会議事録

1.理事会の種類    2001(平成13)年度10月度理事会

2.招集年月日      2001(平成13)年10月26日

3.開催場所        協会事務所(大阪市北区中崎西2丁目6番3号)

4.開催日時        2001(平成13)年11月2日(金)

5.理事総数        18名

6.出席者氏名          <理事>高田直俊、木下陸男、長井美知夫、金谷薫、佐藤治雄、青木俊之、林美正、丸一信夫、長岡一夫、高畠耕一郎、新保満子、石谷英雄、山本博昭、田邊穣、柴田利彦、松田哲弥、岡田弘、菅沼洋 
  <司会>菅沼洋    <書記>金谷薫  
  <監事>欠席    /<事務局>岡秀郎、川西由美

7.議事の経過要領及び結果

    1)議長  高田直俊
        議事録署名人  新保満子、岡秀郎

    2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果

      T.事業報告および了承事項

        第1号議案  大阪府野生鹿保護管理計画策定・検討案の「条件付き賛成」、および公聴会(11月9日)への出席について了承、報告(木下)

  • 大阪府が示している同検討案に対する公聴会が11月9日(金)午前10時から大阪府三島府民センタービルで開催され、保全協会は公述(意見陳述)するが、その際に意見する立場として、「賛成」・「条件つき賛成」・「反対」のうち「条件つき賛成」で公述することを了承した。この判断は、10月24日に開いた協会の同計画策定会議で決定した。

        第2号議案  堺市・東西道路建設事前自然環境調査についての報告(事務局)
  • 大阪府農政室、堺市農政部、大阪府土地改良事業団体連合会が協会に依頼している堺市南部丘陵の農道建設(仮称、東西道路)に伴う事前自然環境調査については、行政側と、保全協会、鉢ヶ峯の自然を守る会が基本ルート、線形を中心に協議してきたが、10月5日の協議で、行政側が示したルート案を保全協会が了承。守る会は、了承するにはいたらなかったが、今後、実施設計や建設工事などを監視してゆくとし、行政側が示したルート案を基本に調査を始めることとなった。

        第3号議案  各部の活動

        (1)総務・編集部(新保)  :10月15日(月)部会開催

  • 2002年度の予算案の検討を始めたが、事前に過去3年間の収支計算書の内容などを分析し、まず事業枠を決めていく方針とした。
  • 佐藤がパネリストで出席する「2001年ボランティア国際年・なにわボランティアフォーラム」(12月8日)のシンポジウムは、第1分科会「情報の受発信とボランティアマネジメント〜IT社会におけるボランティアと情報の流れを考える〜」で、内容の詳細は未定。


        (2)組織・財政・事業委員会(岡田)  :

  • 協会のパンフレット作成と、会員・会費の一本化について検討する委員会を11月26日(月)午後7時から事務所で開く。


        (3)普及部(菅沼、金谷)  :10月15日(月)部会開催

  • 10月21日開催の第3回ボランティアフェスティバルin大阪には、19グループが出展した。
  • 第2回協会統一学習会は、2月23日午後1時から開催することを正式に決定した。会場は未定。
  • 大阪府いきものふれあい府営公園計画のワークショップには、協会会員が8名、協会関係が5名参加した。
    服部緑地で来年度から改善計画を進めていく計画。

        (4)自然保護・調査研究部(長岡、高畠、林)  :

  • 環境省から大阪府に委託されている「ほ乳類分布聞き取り調査」に協力している。
  • 大阪府野生鹿保護管理計画対策会議(10月24日)に担当理事が出席。
  • メダカ調査総括幹事会(10月14日)の内容について報告した。
  • 小野原西区画整理事業開発についての現状を報告した。

        (5)事業部(丸一)  :

  • 狭山副池のビオトープづくりのような大きな事業もあるので、そうしたものを対象に考えていきたい。


      U.承認事項

        第4号議案  理事会議事録(9月度)の承認(事務局)
  • 9月度理事会議事録を原案通り承認した。

        第5号議案  現勢・新入会者の承認(事務局)
  • 9月の新入会者、11月2日現在の会員数を承認した。
正会員 954人
協力会員 704人
賛助会員 0人

合計 1658人
(別に会費切れ257人)


        第6号議案  収支・会計に関する件の承認(事務局)

  • 4月〜9月の収支(予算管理月報)を承認した。ただし、収支額は仮払いの未精算分が含まれているため、中間決算の収支額はやや変動する見込み。

        第7号議案  「安威川ダムの中止をもとめる府民のつどい」の呼びかけ団体となる件の事後承認(事務局)
  • この実行委員会や茨木北部丘陵地域の自然を守る市民会議などが主催するこの「つどい」(11月17日、大阪グリーンホール)の呼びかけ団体となるよう主催者から要請があり、事務局長判断で許可したことを事後承認した。

        第8号議案  秋の服部緑地自然フェスタ」の主催について(菅沼)
  • 大阪府いきものふれあい府営公園計画の見本行事として、6月3日の第1回フェスタに続いて主催するもので、予算10万円で行うことを承認した。日程などは11月18日(日)、服部緑地で。大阪シニア自然大学を中心に約20のグループが参加する。
      この件については、行事の内容が府営公園計画の趣旨に適合したものかどうかという点や、理事会への承認申請手続きが遅い点から反対意見が目立った。こうした議論を踏まえ、このフェスタは今回で終了し、理事会への承認申請手続きに瑕疵があったことを確認した。

      V.討議事項

        討議事項  1.藤前干潟・長良川河口堰ツアーの支出超過(約11万円)と、前年度からの単位事業の支出超過の累積が約34万円となる件について(事務局)
  • 同ツアーの支出超過分を協会が負担することを承認した。
    また、今後、各種事業の支出超過を回避するため、事業内容を点検できる情報を理事会に的確に提出することを確認した。

        討議事項  2.協会のワッペンづくりについて(岡田)
  • この件は、組織・財政・事業委員会が先行して取り組むべき協会のパンフレット作りを優先させ、その後適宜検討することとした。


      W.理事の活動紹介  /  その他    
  1. (高田)11月〜12月に予定していた自然保護技術講座は、受講生が少なく取りやめた。
  2. (高田)里山里地歩行路ネットワークの活動に対して、大成建設の助成金80万円がおりることが決まった。
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