理事会議事録

定例または臨時理事会の議事録を掲載しています。
議事録の内容は次回理事会で承認の上ここに掲載しますので、ほぼ、1ヶ月遅れの掲載となります。

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■ 社団法人 大阪自然環境保全協会 2002年7月度理事会議事録

1.理事会の種類  2002年(平成14)年度7月度理事会

2.招集年月日   2002年(平成14)年7月19日(金)

3.開催場所    協会事務所(大阪市北区中崎西2丁6番3号)

4.開催日時    2002年(平成14)年7月26日(金)

5.理事総数    20名(出席16名、委任4名)

6.出席者氏名(正副会長以外は50音順)  <理事>高田直俊、佐藤治雄、岡秀郎、岡田弘、垣井清澄、金谷薫、木村進、河野雄一、小林正知、新保満子、高畠耕一郎、田中幸稔、常俊容子、野田奏栄、藤家順、前田弘寿、米道綱夫 (委任)木下陸男、青木俊之、小林正知、夏原由博 
<司会>金谷薫 <書記>岡田弘 
<監事>志甫忠男、新居誠一郎  <事務局>岡秀郎、川西由美

7.議事の経過要領及び結果

  1)議長 高田直俊  /  議事録署名人 岡秀郎、新保満子

  2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果

   T.事業報告および了承事項

    第1号議案  各部の活動報告など(各部長)

    (1)総務・編集部(佐藤)=7月16日に部会実施
  • 1)理事の大幅な入れ替えを受け、講座、観察会など各種事業の担当理事についてどう考え、扱っていくのか、普及部に検討してもらうよう依頼。普及部で対応することとなった。
  • 2)定款など協会の各種規定を「規定集」としてまとめ、役員に配布した。ただし、まだ未作成の規定がある。
    (2)普及部(金谷)
  • 1)部会日程は8月21日(水)。9月から定例化する。
  • 2)普及部のテーマとしては、会員拡大、協会内部のグループの交流・情報交換、対外活動などを考えている。
    (3)自然保護・調査研究部(高畠)=部会は未実施で、特になし。
  • 1)8月4日、高槻・枚方の淀川河川敷で、第2名神の架橋計画路線に当っているツバメの塒(ねぐら)の調査を実施する。
    (4)事業部(野田)=7月24日に部会実施
  •  部会では、委託調査など専門的な事業を提案・受託していくような専門家、スタッフを作っていくことや、外部からの事業を受ける講師・スタッフの登録を進めることなどの方向性を見いだした。
    (5)また、金谷の提案によって、正会員・協力会員の一元化については、総務・編集部で検討することとした。

   U.承認事項
    
    第2号議案  理事会議事録(6月度・7月臨時)(事務局)

    両議事録について、原案通り承認した。

    第3号議案  現勢・進入退会者の承認(事務局)
    6月の入会者、7月26日現在の会員数を承認した。
正会員884人
協力会員722人
賛助会員0人

合計1606人
(別に会費切れ311人)

    第4号議案  収支・会計に関する件(事務局)

    4月1日〜6月30日までの収支・会計については、会計パソコンの出力異常のため  審議を次回理事会に繰り延べた。

    第5号議案  ボランティアフェスティバル(10/21)への参画(事務局)

    今年も参画することとし、担当理事を岡田、田中とした。

    第6号議案  保全協会の役員交代・有志会員のNPO独立についての対外説明文と送付(事務局)

    原案の役員記載順を50音順に直すほか、一部を修正して承認した。
      
  • (意見):有志会員のNPO独立を控えていることを理由としてこうした告知を出すのではなく、正副会長が交代したときなどには必ず出すようにすべきである。

    第7号議案  環境学習人材支援事業・2学期小学校実施分の受託(岡田)

     大阪府環境農林水産部環境管理課の委託事業で、9月〜12月の間に6日、府内の6小学校において「総合的な学習」の環境学習を行いながら、教諭にはそのノウハウなどを習得してもらうもの。大阪シニア自然大学研究部・インタープリテーション科が担当。予算は約43万円。
    以上、承認した。

    第8号議案  淀川水系流域委員会「中間とりまとめ」への意見書提出(岡)

    淀川水系河川整備計画の策定に意見を述べる国土交通省近畿地方整備局・淀川水系流域委員会の「中間とりまとめ」書に対して、意見書を提出することを承認した。おもな内容は、余野川ダム事業の中止要請、淀川河川敷におけるエコトーンの回復など。
    また、保全協会に事務局を置いている「脱ダムネット関西」の一構成団体としても、他の団体と連名で別の意見書を提出することを承認した。

    第9号議案  吉野川自然観察サイクリングの企画について(新保)

    日通旅行(株)にこのツアーを持ちかけ、保全協会企画・日通旅行主催でツアーを実施する方針を承認した。ただし、保全協会としてツアーを企画する目的を明確にし、パンフレットなどに反映させることとした。
    また、金谷より、こうしたグリーンツアーについての取り扱いマニュアル(原則)を作成するよう事業部に要望があった。

   V.討議事項
   
    1. 理事会内のメーリングリストについて(総務・編集部)
  • 役員への情報発信や意見交換をより高めるため、役員間の理事会メーリングリストを試験的に実施することを提案、了承を得た。本格実施は、おおむね来年から。ただし、ネットの未利用者もいるため、その理事に情報が行き届くよう十分配慮する。
    2.第13回地球環境財団研究奨励金の申し込みについて(事務局)
  • 申し込みをするグループは事務局へ連絡することとした。希望が複数あった場合は調整する。
    3.大阪府・緑整備室との懇談について(事務局)
  • 役員交代や事業の報告、大阪府の施策に関する懇談を8月中に開くことを、大阪府緑整備室に要望することとした。
    4.各理事の活動分野と担当理事制について(普及部)
  • 保全協会の各種事業の担当理事制について検討するため、各理事の関係事業などを調査リストに記入してもらうことを要望した。
    5.「水と緑の健康都市」開発の再開方針について(岡)
  • 再開方針の発表を受けて、大阪府に公開質問状を提出する予定。
    6.会員の川西市議会議員選挙立候補に関する会員名簿の取り扱いについて(事務局)
  • 正会員が立候補を予定しており、その支援者である別の正会員が川西市内に住む会員の名簿を入手したいと要望してきたものだが、政治的な利用などは不適切であり、断ることを確認した。また、保全協会としては、あらゆる活動のなかで、選挙運動にかかわるものは原則として行わないことを確認した。

   W.理事の活動紹介/その他

    1.(高畠)保全協会が改修を設計した吹田市・ピアノ池でヒメガマがかなり繁殖しており、  夏場にタネが飛び散り隣接の住民から苦情が出るおそれがあるため、吹田市・地元自治会・吹田自然観察会などと協力して刈り取ることにした。実施は、8月11日(日)午前9時、現地集合で、できるだけ参加してほしい。

    2.(米道)堺市の自宅3階の屋根裏にヒナコウモリが2百数十羽すみついた。珍しいので報告し、ビデオ映像も紹介した。
以上  
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