理事会議事録

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 ■ 社団法人 大阪自然環境保全協会 2003年度6月理事会議事録

1.理事会の種類  2003年(平成15)年度6月理事会

2.招集年月日   2003年(平成15)年6月20日(金)

3.開催場所    協会事務所(大阪市北区中崎西2丁6番3号)

4.開催日時    2003年(平成15)年6月27日(金)

5.理事総数    18名(出席11名、委任5名、欠席2名)

6.出席者氏名
 <理事>高田直俊、佐藤治雄、岡秀郎、金谷薫、河野雄一、小林正知、新保満子、高畠 耕一郎、野田奏栄、藤家順、米道綱夫   (委任)木下陸男、柴田利彦、木村進、夏原由博、前田弘寿
 <司会>米道綱夫  <書記>岡秀郎  <監事>志甫忠男  <事務局>岡秀郎

7.議事の経過要領及び結果

  1)議長 高田直俊
    議事録署名人 新保満子、岡秀郎

  2)議案の審議状況及び議案別の議決の結果

   T.事業報告および了承事項

    第1号議案  各部の活動報告など(各部長)

    (1)総務・編集部(佐藤):6月17日部会開催
    事務所の空白時間回避策、専門研究員認証制度の運用は、本日の討議事項とする。

    (2)普及部(金谷)
    1)6月25日開催のボランティアフェスティバル実行委員会に出席した。7月11日までに各参加団体の計画を提出することになった。
    2)継続中の各講座グループの見学で、8月24日、グリーンレンジャーのワンド観察会に行く。

    (3)自然保護・調査研究部(高畠)
    1)第2回タンポポ委員会(近畿対象)を、6月28日、保全協会で開く。
    2)ツバメのねぐら調査を日本野鳥の会大阪支部と共同で行なうが、その打合せを7月7日に開く。
    3)箕面トンネル建設による谷水の枯渇化問題で、地元の会合に出席したが、保全協会としても地元と連携した対応を考えて行きたい。

    (4)事業部(河野)
    6月11日に部会を開いた。内容は6月13日の臨時理事会で説明した。


    第2号議案  大阪CONE連絡会(準備会)(事務局)

    6月17日、大阪府立青少年会館で開かれ、保全協会からは、CONEリーダーの杉本博・正会員が理事の代理で出席した。情報としては、8月18〜20日の大阪市初任者研修会と10月4〜5日のトレーナー1種養成会に、指導者を派遣する依頼が出てくる可能性が高い、という連絡があった。
    また、ゴールデンウイーク中のゴールデンCONE企画では、保全協会は「ミクロの世界」コーナーを担当し、230人が参加。企画全体では1355人の参加があった。

    第3号議案  損保ジャパン環境財団CSOラーニング奨学生の受け入れ(事務局)

    旧安田火災環境財団からの継続受け入れで、今年度で3人目。
    今年度は、岩田茉莉江さん(京都女子大学3年、奈良県在住)に決まった。

    第4号議案  「堺南部丘陵の自然環境を考える会」への参画(事務局)

    堺南部丘陵・鉢ヶ峯では、農道(東西道路)建設計画が進められているが、鉢ヶ峯の自然を守る会が自然環境保全を訴え、その保全と活用が問題になっている。これをきっかけに、大阪府農政室が、堺市、地権者、営農関係者、鉢ヶ峯の自然を守る会、保全協会などを招集し、関係者・団体全体でその在り方を考える会を発足させるが、これに、高田直俊、佐藤治雄、岡秀郎が参画する要請があり、了解した。会合は、1、2か月に1回のペースで開かれる。
    第1回は7月9日。


   U.承認事項

    第5号議案  理事会議事録(事務局)

    4月定例、5月定例理事会議事録は原案通り承認した。
    6月臨時理事会議事録は、3か所を修正して承認した。

    第6号議案  現勢報告書の承認(事務局)

    入会者の入金点検が完了していないため、現勢報告書による承認は次回理事会に繰り延べたが、4月〜6月の新入会者、6月27日現在の会員数を承認した。

    正会員 418人
    協力会員 697人
    賛助会員 0人

    合計 1115人
    (別に会費切れ472人)
    会費切れの人には、例年通り8月まで文書などで継続を呼びかける。

    収支・会計に関する件は、会計のパソコン入力処理が追いついていないため、次回理事会に繰り延べた。
       
    第7号議案  臨時職員の退職に伴う予備費の支出(事務局)
    2003年3月31日付で臨時職員の川西由美さん(2001年9月4日付採用)が退職したことに伴い、餞別として3万円を予備費から支出することを承認した。
    退職手当の一定の目安としては、大阪府の退職手当が挙げられ、府では非常勤職員への退職手当は支給されていないが、常勤職員には、在勤1年以上2年未満で月額基本給与の60%が退職手当として支給されており、川西さんの場合、保全協会専従職員の勤務時間の概ね50%程度の勤務時間だったことから、川西さんの月額給与10万円の60%の50%である3万円を餞別として支給するもの。

    第8号議案  総会に向けた、中期計画協議などの諸日程(事務局)
     下記の通り決定した。
      (1)5月理事会=5月16日
      (2)中期計画の里山政策づくりの協議=5月17日
      (3)理事会の4部体制についての協議=5月21日


    第8号議案  ボランティアフェスティバル(10月19)に関する費用の支出(金谷)
    展示などの企画に関する印刷費や消耗品費、通信運搬費などに計10万円を支出することを承認した。
     
    第9号議案  野生生物保護基本法制定に関する賛同と「制定を目指す全国ネットワーク」への加盟(金谷)
    世界自然保護基金ジャパンや日本自然保護協会などが市民立法での制定を目指しているもので、賛同するとともに、加盟するための会費6千円を支出することを承認した。
     
    第10号議案  野生シカ調査活動の助成金申請(金谷)
    プロ・ナトゥーラ・ファンド(日本自然保護協会・自然保護助成基金の共同助成)に申請することを承認した。
     
    第11号議案  部長会議の開催(金谷)
    8月1日(金)19:00から開くことを承認した。
     
    第12号議案  大阪府の緑化計画に協力する方針(高田)
    正会員の瀬口和矩氏より提案を受けたもので、大阪府がヒートアイランド対策として府の施設における緑化を進めるためその試験を行う計画だが、府が保全協会への協力も求めていることから、瀬口氏を中心にこの計画に協力していくという方針を承認した。
     
   V.討議事項

    1.事務所の空白時間対策(佐藤)
    臨時職員の退職に伴い、夕方4時ごろから7時ごろの間、事務局員不在の状況が発生する可能性があるため、次のように対応することとした。
    • 1)事務局長、事務員の勤務時間を調整し、空白時間が生じないようやりくりする。
    • 2)事務局長の外出が夕刻から夜にかかり、かつ事務員との勤務時間調整が困難な場合、事務所へ出てこられる理事がこの空白を埋める。
    • 3)どうしても空白が生じる場合は、電話を保全協会の携帯(事務局長所持)へ自動転送する。
    • 4)以上によっても大きな支障が頻発する場合は、アルバイトの雇用を考える。
    2.専門研究員制度の運用(佐藤)
    専門研究員制度を制定したことを「都市と自然」7月号で広報するが、具体的な運用方法として、審査委員会は、会長、副会長、事務局長に、該当分野の専門家を加えることとした。
      また、これまでの主任研究員3名については名称変更などの事務処理を行ない、候補者として挙がっている数名には、認定を受けるかどうかを打診してみることとした。
    3.担当理事制度の再確認(金谷)
    以前からの課題の一つ「担当理事制度」について必要性を確認したうえ、各主催講座、観察会の担当理事を決めていくため、次回理事会までに、担当希望を金谷まで連絡することとした。


   IV.理事の活動紹介/その他

    1.(事務局)「環境教育・環境学習推進法をつくろう!シンポジウム」が6月28日に開催されることを紹介した。

    2.(事務局)高橋理喜男名誉会長が6月26日、伊丹空港から夫妻で離阪され、福島市へ転居されたことを報告した。保全協会会員など7名が見送りした。

    3.(高畠)吹田市・日本生命社宅跡地に生息しているキツネについて日本生命は調査を実施する方針で、その実施にあたって、保全を要望している吹田自然観察会とすいた市民環境会議宛に覚書のような文書を出し、捺印まで依頼してきているが、その内容や捺印自体にも問題があると考えている。

    4.(事務局)正会員の岩木博文氏が自然保護関係の「技術支援準備会」という学習会を開催する計画で、実習が吹田・紫金山公園で7月12日から開かれることを紹介した。
以上  
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