第14期第15回講座 淀川の河川環境②

HOME » 講座・講習会 » 自然環境市民大学 » 第14期第15回講座 淀川の河川環境②

第15回講座 淀川の河川環境② 汽水環境・十三干潟の自然 (2016.8.3)

講座内容

10:00~12:00 淀川の地理的歴史と汽水域の自然についての講義

13:00~15:00 干潮時の十三干潟での生き物観察

講師

河合 典彦(国土交通省淀川環境委員会委員水域環境部会長、環境省希少野生動植物種保存推進員、

        淀川水系イタセンパラ研究会、全国ブラックバス防除市民ネットワーク理事等)

場所 淀川図書館・十三干潟

淀川図書館にて、淀川の地理的歴史と汽水域の自然についての講義開始。自然豊かな淀川河口域、しかし大きな問題点も・・・

大阪平野の古地理変遷の説明があった。マウスを写真の上に置くと、約5500年前の地図が見える。このころは大阪平野の大部分が河内湾であった。

淀川は淀川大堰によって堰き止められ、普段はすべて大川に水が流されている。その為、この下流域の環境に大きな影響を与えている。

干潟は、潮間帯にあり、生態系の中で大きな役割を果たしている。マウスを写真の上に置くと「生態系の中での干潟の最大の役割」の説明が見える。

国立青少年教育機構の調査によると、自然体験が多いと自己肯定感が強くなるという結果が出ている。

午後は十三干潟に移動しての観察。マウスを写真の上に置くと、足元に5㎜程度の小さなカワザンショウガイがたくさん見える。

水の引いた干潟での生き物調査を開始。マウスを写真の上に置くと、採取したアシハラガニが見える。

投網を使った調査。マウスを写真の上に置くと、採取したメナダが見える。

最後に、今日、採取した生き物を確認。マウスを写真の上に置くと、3匹のウナギの稚魚が見える。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

ネイチャーおおさかは、身近な自然を愛し、これを守り育てたいと願う市民が運営している公益社団法人の自然保護団体です。お電話でのお問い合わせはこちら 06-6242-8720

  • お問い合わせ


  • Facebookページ
  • 野山のたより
  • 都市と自然