第14期第21回講座 金剛山の自然

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第21回講座 金剛山の自然   (2016.9.28)

講座内容

午前 金剛山の樹木を学ぶ
午後 各班ごとに金剛山の自然を観察、新しい班員との交流を深める

講  師

佐藤治雄(理学博士・植物生態学、大阪府立大学名誉教授/自然環境市民大学代表講師)

場  所 金剛山

後期講座の始まり。最初の講座は金剛山の自然がテーマ。金剛山の自然に詳しい元スタッフの楳澤さん、藤戸さんも講座をサポート。

ロープウェーの山上駅で、今日の講座の目的を話す佐藤先生。「金剛山は標高が高く、大阪では普段見られない樹々を観て一つでも覚えて下さい。」

最初にサワグルミを観察。葉は奇数羽状複葉・互生で葉軸に翼がないことでシナサワグルミと区別できる。実の形も違う。写真の上にマウスを置くと、シナサワグルミの葉軸が見える。

クマノミズキの葉をちぎると、葉脈の中の道管が白い糸のように伸びることを実演する先生。受講生も試して確認した。

心配していた雨が本降りになる。雨具を着用して先生の話を聴く受講生。

雨の中、マイクを使ってウリハダカエデの特徴を説明する先生。

金剛山国見城跡に着き、雨宿り場で昼食。普段見ることができない、雨に煙る幻想的な金剛山を見ることができた。写真の上にマウスを置くと、幻想的な景色が見える。

昼食後、大阪近くでは金剛山など4ヶ所でしか見ることのできないブナ林の話を聞く。

午後は、金剛山の植物や動物、歴史の話を聞きながら、ブナ林を通ってロープウェー山上駅へ。リョウブ(写真)を例に、枝分かれの仕方や木の形の違いについても学ぶ。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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