第14期第22回講座 植物②

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第22回講座 植物②  (2016.10.5)

講座内容

どんぐりなどの樹木の実や秋の草花を観察

講師

木村 進(大阪府立泉北高校教諭、大阪自然環境保全協会理事)

場所 鴨谷台公園から光明池周辺/ファインプラザ大阪 第4研修室

木村先生の講義はツユクサの花のつくりから始まった。おしべには生殖機能のある本当のおしべと飾りのおしべがある!マウスを写真の上に置くと、青色のツユクサの花が見られる。

たくさんの種類のキノコも観察された。写真は黒いキノコの上に生えているヤグラタケ。

イタドリは雌雄異株。写真は種子ができているので雌株。春に見たイタドリと様子が大きく異なるので、ちがう植物に見える。マウスを写真の上に置くと、翼のある種子が見られる。

光明池の堤防には日本固有の植物が多くみられる。ワレモコウ・コガンピ・クズ・マルバハギ・・・。マウスを写真の上に置くと、ツリガネニンジンの花が見られる。

マテバシイは花が咲いた後1年半でドングリが熟す。マウスを写真の上に置くと、ドングリがみられる。ちいさいものは受粉できなかったもの。

午後は植物の一生(発芽~種子の散布)について。種子の標本を観ながら、散布のしかたなど確認をしていく。

ブナ科植物を種子の形態で見分ける方法を学ぶ。殻斗の形状により大きく4種類に分けられる。

実際にブナ科植物の標本(13種類)を用いて、班毎で協力しながら同定する受講生。難しい!

「来年ドングリになる部分はどこでしょう?」本当に小さいが、ドングリの形のものができている。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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