第14期第31回講座 土壌

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第31回講座 土壌   (2016.12.17)

講座内容

午前 森林土壌の実際についての講義
午後 実習。断面調査により森林土壌の様子を観察

講 師

伊藤 孝美(大阪府農業大学校講師)
田渕 武夫(富田林の自然を守る会代表、大阪自然環境保全協会理事)

場 所 滝谷不動尊門前屋旅館/富田林市奥の谷


樹木医である伊藤先生の講義は、樹木が枯れる要因には害虫もあるが、ほとんどは「土」であるとの説明から始まった。

樹木が生育する基本は光合成であり、それには水が必要であることを学ぶ。

雨水がどのように循環し、森林を育てる土壌に伝わるかの説明があった。

土壌の違いにより、大阪では木の根も枝も横に広がるが、関東平野ではまっすぐ伸びる。

土壌の調査をするには、土壌の層位を知ることが重要である。

午後は土壌の調査実習。最初に調査方法の説明を聞く。写真の上にマウスを置くと調査用具が見える。

危険予知活動を行ってから、調査のため、深さ1mの穴を掘る。写真の上にマウスを置くと危険予知活動表が見える。

出来上がった土壌の断面。写真の上にマウスを置くと断面をスケッチし、層の厚さや色、腐食、堅密度などを調査する様子が見える。

調査結果の発表。班の調査個所が異なるので結果に違いがあり土地の成立ちの違いを実感する。

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