第16期春夏コース第5回講座 都市に棲む鳥

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第6回講座 市街地で繁殖する野鳥  (2018.5.9)

講座内容 市街地で繁殖する野鳥
講師 和田 岳(大阪市立自然史博物館 学芸員)
場所 大阪市立自然史博物館/大阪市立長居植物園

「市街地で繁殖している鳥(都市鳥)は植物や魚類のように人によって持込まれたのでなく、鳥自身が移り住むようになった」との話から和田先生の午前の講義が始まった。

大阪市内で繁殖する鳥の種類を観察記事などを利用して紹介された。写真にマウスを置くと東京都心と大阪市で繁殖する鳥の比較が分かる。

東京都でスズメが減少しているというデーターがある。が,大阪には昔の記録が無いので確実なことは言えない。このようなことからも生息調査をする意義がある。

和田先生が大阪市内のツバメの巣の分布調査をされた。そのときの体験談に受講生が驚いてた。写真にマウスを置くと調査されたときのツバメの巣の形態が分かる。

関西の鉄道の駅のツバメの巣の調査を実施した。写真にマウスを置くと、ネットからの協力者から得た情報で出来た関西のツバメの巣の路線図が見れる。

都会で嫌われているカラス問題も,カラスの生態を理解し付合い方を知ると解決できることを知る。

午後は長居植物園で鳥の繁殖についての観察をする。

巣立ち直後のスズメのひなを見つける。

博物館入口のクジラの骨格標本に営巣するスズメ。

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