第16期秋冬コース第7回講座 きのこ・菌類 

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第7回講座 きのこ・菌類   (2018.11.21)

講座内容 きのこ・菌類の分類と役割
午前 近畿大学農学部構内で野外観察
午後 近畿大学実験室で講義
講師 澤畠 拓夫(近畿大学農学部環境管理学科里山生態学研究室 准教授)
場所 近畿大学農学部

ハンカチノキの下から「キノコの生活を知って欲しい」という澤畠先生の言葉で講座が始まった。

このキノコは、キャンパス内に生育していた新種のキノコで、スイカズラからのみ発生する珍しい性質を持つ。まだ和名はない。種小名はスイカズラの属名(Lonicera)。

クズに覆われている。30年もすれば森になるといわれていたが、この場所は森にならなかった。自然環境が変わってきたと言える。

カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌により、ナラ枯れが起こっている。これは植生遷移の過渡期で起こっているだけなのではないか?その答えを考えながら歩いた。          

菌類が樹木を枯らしたあと一体何が起こっているのか?という問いに答えを探しながらキノコ探し開始。マウスを写真の上に置くと、3種類のキノコが生育しているクヌギが見られる(樹木には何種類もの菌類(ナラ、ラファエラ菌など)が付着し最終的に枯れる)

キノコを探していると、キノコと共生している虫の巣を発見!マウスを写真の上に置くとキノコと虫の巣が見られる。

午後は室内講義。午前中の野外観察の復習をかねてスライドにて菌類を詳しく学ぶ受講生。

採取したキノコ。同定しながら説明を聞いた。マウスを写真の上に置くと、ルーペでキノコ類を観察している様子が見られる。

顕微鏡でキノコの胞子を観察。マウスを写真の上に置くと顕微鏡で観た400倍のヌメリナメタケの胞子が見られる。

菌類が樹木を枯らしたあと一体何が起こっているのか?という問いに、答えを探しながらキノコ探し開始。

マウスを写真の上に置くと、3種類のキノコが生育しているクヌギが見られる(樹木には何種類もの菌類(ナラ、ラファエラ菌など)が付着し最終的に枯れる)

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