第16期秋冬コース第9回講座 土壌調査

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第9回講座 土壌調査   (2018.12.12)

講座内容

植物が生育するために必要な土壌とはどのようなものか。

 午前:森林土壌の実際についての講義
 午後:実習   断面調査により森林土壌の様子を観察

講 師

伊藤 孝美(大阪府農業大学校講師)
田渕 武夫(富田林の自然を守る会代表、大阪自然環境保全協会元理事)

場 所 午前:門前屋旅館(滝谷不動前) 午後:富田林市 奥ノ谷


伊藤先生の「土壌」の講座は森林生態系の話から始まった。生き物は全て土壌との関わりで成り立っている。

森林では、雨水がどのように循環し、樹木が必要とする水は全て根から吸上げられ、その内、光合成と植物機能に使われるのは5%だと知る。

大阪(平野)の木は、根も枝も横に広がって生育するが、関東平野でまっすぐに伸びるのは土壌が軟らかい火山灰のためである。

マツが痩せた土地でも生育できるのは菌類(菌根菌)との共生のおかげである。写真にマウスを置くとクロマツと共生する菌糸が見られる。

樹木医でもある伊藤先生が、木炭を利用しマツを再生された例の紹介があった。

午後からの土壌調査の実習に必要な土壌断面の見方について説明を受ける。写真にマウスを置くと受講生が広げる記録用紙が見られる。

午後から実習地に移動して、3班に分かれて土壌調査用の穴を掘る。写真にマウスを置くと各班の位置関係が分かる。斜面の下、中央、上部の3ヶ所を調査した。

掘った穴の土壌の状態を、土色帳などを使って観察し記録した。

各班ごとに土壌調査の結果を発表した後、先生から、調査した土壌がすべて同じ地層だったのは、この地点は百年ほど前に山が崩れてできた地層で あるとの説明があった。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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