第17期春夏コース第9回講座 磯の生き物調査と観察の仕方 

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第9回講座 磯の生き物調査と観察の仕方  (2019.6.19)

講座内容 長松自然海浜保全地区にいる生き物調査
講師 田中 広樹(大阪自然環境保全協会副会長、海のふしぎ観察会代表、自然観察インストラクター)
場所 午前:阪南市地域交流館にて講義  午後長松自然海浜保全地区の海岸にて磯の生き物調査

今日の講座、午前中は阪南市地域交流館での座学。海岸生物の観察方法を始めとし、地球・月の誕生、潮の満ち引き、海や生命の誕生等について楽しく学んだ。

午後は岬町の長松海岸で磯の生き物観察。田中先生より安全管理も含めて注意事項を聞く。

堤防付近では潮間帯を確かめ、「タマキビガイ」等の生き物を採集し観察する。

採集した「タマキビガイ」「フナムシ」「イワフジツボ」等を前にして先生の説明を受ける。

生き物採集や観察のため、波打ち際や潮だまりのある磯の方へ向かう受講生。

「アメフラシ」は貝の仲間であるが殻は退化しほんの一部しか残っていない。マウスを写真の上に置くと、素手でさわり、柔らかい体の中にある固い殻の感触を確かめる様子。またアメフラシの目も興味深々確認する。

アメフラシの卵「ウミゾウメン」を各自代わる代わる手にし、目で見て手で感触を確認する。思わず「ラーメンみたい!」マウスを写真の上に置くと「ウミゾウメン」の全体像が見える。

大阪湾生き物一斉調査にきていた空の会水生生物部会。メンバーが採取した生き物の説明も受ける。

最後に、採取した生き物を前に先生とのにぎやかな質疑応答。ヒトデで5本或いは8本の腕を持つものがあり、先生の興味深い説明に受講性は熱心に聞きいった。

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