第34回講座 「哺乳類」 (2012.2.15.)
講座内容哺乳類のフィールドサインによる生息調査法
講  師早川 篤先生 ナチュラリスト入門講座講師、大阪市立天王寺動物園飼育課、大阪自然環境保全協会理事
場  所豊能町・青貝山周辺



妙見口駅に集合。大阪は野生動物の宝庫ですと言われる早川先生(赤い上着の後姿)。


田んぼの縁にイノシシの足跡。野生動物のほとんどが夜行性。痕跡を見て生活を想像する。


シカやイノシシのヌタ場を見る。


ヌタ場の近くの木には、根元にイノシシの擦り跡が、その裏側の少し高い所にはシカの擦り跡らしきものがあった。


リスの食跡。松ぼっくりの果鱗を一つずつはがして間にある種を食べ、最後にはエビフライの形になる。


スタッフが前日に仕掛けた足跡トラップ。残念ながら、動物の訪問はなかった。


早川先生がお持ちくださった標本の品々。


イノシシとシカの足の標本で、偶蹄目の説明をされる早川先生。


イノシシとシカの爪は良く似ているが、副蹄の位置が違う。上がイノシシ。


説明に興味津々の受講生。


クルミの食べ方も動物によって違う。左はリスの食跡、右はアカネズミの食跡。


「姿は見えないけれど、力強く生き続けている動物たちがいます。この動物たちが生き続けられるにはどうしたら良いか考えてほしい。」とまとめられる、早川先生。
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