野山のたより11月号

「アケビと蝉の抜殻−充実と空虚−」

 アケビの実が赤紫色に色づきました。近づいてよく見ると、実の陰に、熊蝉の抜殻がまだ葉にしがみ付いたままになっていました。中身が一杯詰まったアケビの実と、中が空っぽの蝉の抜殻が隣り合わせにぶら下がっていて、豊かな実りの秋と空虚な寂寥の秋を、自然は対比して見せてくれました。

撮影者:島 巌 さん

撮影場所:自宅の庭(2002.10.23)

機材:OLYMPUS C-3030 ZOOM



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