野山のたより2007年10月号

「ボタンヅル」

 この時期、樹々にセンニンソウやボタンヅルが絡み付いて白い花を咲かせているのが見られる。両者はキンポウゲ科センニンソウ属の仲間で葉を見れば区別はつくが、花は大変よく似ている。
 花弁のように見える4枚はがく片で、雄しべが多くよく目立っているのも両者似ている。
 ただ写真のボタンヅルはセンニンソウのがく片に比べると細く雄しべに埋没しているかのように見える。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市伏尾町 (2007.9.12.)



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