野山のたより2008年1月号

「楷の木

 赤と黄色の素晴らしい紅葉を見せるということで有名な岡山の閑谷学校に行ってきました。
 この学校は備前藩主池田光政によって設立された藩校で、大正4年に国の林業試験場の方が中国の孔子墓所から「楷(かい)の木」(ウルシ科の落葉樹)の種を採取し、試験場で育苗し、その後孔子や儒学にかかわりのある3ヶ所に配られ、中でも一番良く育ったのがこの木で,、閑谷学校では[学問の木」と呼ばれているとのこと。

撮影者:南光 優 さん

撮影場所:岡山県閑谷学校 (2007.11.9.)

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