野山のたより2008年9月号

「手負いのカブトムシ」

 暑い日光を避けるためにいつも使っている木陰はアキニレの若樹が生えそこからは樹液がよく出ている。それを目当てに集まる甲虫の中にカブトムシが見られた。
 よく見るとかなりの傷を負っている。短い方の角は折れていて皮一枚でつながった状態。胸上面部分には何ものかに噛まれたような痕。右の翅は根元で曲がっている。どうやら鳥などの外敵に襲われたようだ

撮影者:横田 靖 さん

撮影場所:池田市吉田町 (2008.7.30.)



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