ミヤマアカネの羽化水域と同じ溝でオニヤンマの雌が産卵していた。 オニヤンマの産卵はダイナミックで、水面上数cmの位置から、写真円内のようにやや前傾姿勢から腹部先端の産卵管を砂利の中にほぼ垂直の状態になるように差込み、卵を産み付けている。1秒弱のサイクルで連続的に小気味良く産卵管を差し込んでいて、耳を澄ますと「シュッ シュッ・・・」という音が聞こえてくる。
撮影者:横田 靖さん
撮影場所:池田市吉田町 (2008.9.13.)