エナガが巣材集めをしているところを既に目撃していたので、もう巣作りが始まっているのではと観察の度に樹々を見上げていた。この日クヌギの又のところに巣を作っているのが見つかった。 高さ10m近いところなので巣の進捗度が判らないが、写真で見る限りまだ半分も出来ていないようだ。材料は写真のクヌギの表皮に付いているウメノキゴケの仲間や、苔、樹の表皮、蜘蛛の糸。卵を産み付ける産座は各種の羽毛を敷き詰めるので羽根を咥えて来れば産座を作っている事が判る。
撮影者:横田 靖 さん
撮影場所:池田市伏尾町(2010.2.25.)