タンポポ調査・近畿2005 活動記録 No. 9 |
(終了しました) (2004.1.2.掲載) |
【名称】 | タンポポ調査・近畿2004年予備調査説明会 |
【日時】 | 2004年1月31日(土)午後1時30分〜3 時 30 分 |
【場所】 | 大阪市立「総合生涯学習センター」第2研修室(定員57名) 大阪市北区梅田1-2-2-500:大阪駅前第2ビル 5・6階) TEL:06-6345-5000 FAX:06-6345-5019 |
【内容】 |
(1) 講演「タンポポ調査の意義と雑種問題の現状」 講師:鈴木 武 氏(兵庫県立人と自然の博物館・研究員) (2) 2004年春の予備調査内容説明・2005年本調査の概要 |
【参加費】 | 300円(資料代、会場費) |
私たちは、在来種と外来種のタンポポの分布状況の調査を通して調査参加者が身近な自然環境に関心を持ち、その質的な変化に目を向けていただくことを目的にタンポポ調査を呼びかけています。それと同時に、1970年代以後、近畿各地で行われたタンポポ調査の結果と比較することで、タンポポを指標とした近畿地方における自然環境の変遷を明らかにしたいと考えています。 また、今回の調査では、近年分布を拡大している在来種と外来種との雑種についても調査対象とし、それらの近畿地方における分布状況も合わせて明らかにすることも計画しています。そのため、従来のタンポポ調査に加えて花や果実などの標本を採取し、一部のサンプルについてはアロザイム解析やDNA解析を行う予定です。 すでに「タンポポ調査・近畿2005」準備会を2003年1月に発足させ、3回の準備会と1回のシンポジウムを開催し、別に調査マニュアル作成小委員会を3回開催して来ました。 それらの報告を下記のホームページに詳しくアップしていますのでご覧下さい。 /shoko/Tampopo/Kinki_2005/ 2005年春の本調査に向けての基礎的な資料を得るため、2004年春に予備調査を計画しています。近畿全域の自然保護団体・自然史系博物館や大学の研究者・小中高校の教員などに広く呼びかけ、「タンポポ調査・近畿2005実行委員会」を発足させました。今後、さらに、タンポポ調査に取り組もうとお考えの方を募り、実行委員会を充実させたいと考えています。 タンポポ調査に関心のある方、これから自分の地域で調査をしたい方は調査説明会にぜひご出席ください(事前の申込みは不要です。お問合せは下記のタンポポ調査・近畿2005事務局へ)。 |
【呼びかけ】 「タンポポ調査・近畿2005」実行委員会 (* :実行委員長 **:副委員長) | |
[滋賀] | *布谷知夫:滋賀県立琵琶湖博物館 |
[京都] | 伴浩治:京都府生物教育会 |
[三重] | 佐野順子・木原寿代:タンポポ調査・近畿2005・三重県実行委員会 |
[奈良] | 田代貢・佐藤陽香:奈良自然観察会 |
[大阪] | 佐久間大輔:大阪市立自然史博物館 / 木村進・高畠耕一郎:大阪自然環境保全協会 / 伊東明・名波哲:大阪市立大学理学部 |
[兵庫] | **武田義明:兵庫県生物学会 / 鈴木武:兵庫県立人と自然の博物館 |
[和歌山] | 高須英樹:和歌山大学教育学部生物学教室 / 内藤麻子:和歌山県立自然博物館 |
連絡・問い合わせ先: タンポポ調査・近畿2005事務局(tampopo@nature.or.jp) 530-0075 大阪市北区中崎西2-6-3 パステル1-201 (社)大阪自然環境保全協会内 担当:木村 進・高畠耕一郎 Tel: 06-6374-3376 Fax: 06-6374-0608 保全協会ホームページ:http://www.nature.or.jp タンポポ調査・近畿2005ホームページ:/shoko/Tampopo/Kinki_2005/ |
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