第4回講座 植物 @  (2008.4.30.)
講座内容  タンポポの分布調査から環境との関わり、雑種の問題についての講義と、野外での春の植物観察
講  師   木村 進先生(大阪府立泉北高校教員・大阪自然環境保全協会理事)
場  所   大阪市立中央青年センター/大阪城公園



木村講師、午前中は室内でタンポポ調査やタンポポの生態を中心に、「これがタンポポ」、「ブタナなどタンポポと間違えやすい植物」などを紹介。


タンポポ在来種と帰化種の見分け方、「総苞外片の状態とタンポポの種類」


「タンポポ花粉の形態(左:帰化種、右:在来種)」、「雑種形成のメカニズム」、「都市〜農村、年代別タンポポ種別構成比の推移」など。


午後は屋外で実際にタンポポ舌状花をルーペで観察。


桜の葉に2つの蜜腺、そこから甘〜いお汁。光合成の途中、蟻を呼んで害虫を駆除するのだそうです。


大阪城を前に野草を学習する受講生。ノゲシ、キュウリグサ、イヌノフグリ類 カラスノエンドウ類、タビラコ類、イヌムギ、ネズミムギなど。
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