第16回講座 ツバメの塒(ねぐら)入り (2008.8.6.)
   特別講座 ツバメの塒入りと淀川の河川環境 (2008.8.9.)
講座内容ツバメの大きな群の塒入りを観察し、淀川の河川環境について考える
講  師中野 勝弥先生 淀川自然観察会主宰
場  所宇治川(京阪宇治線観月橋駅)向島/城北公園 (特別講座)
特記事項当日、開催直前に激しい雷雨のためで京阪電車が不通となったため、講座は休講とした。ただし、集合場所の観月橋駅に集まった人だけで、ツバメのネグラ入を観察した。/特別講座では城北ワンド群を観察し、淀川の河川改修の生態系への影響を詳しくお聞きした。この日も急な雷雨に遭遇し、小一時間の雨宿りを強いられた.



大雨で京阪電車不通のため講座は中止となったが、中野先生と相談して、観月橋 駅に集まったメンバーだけで、ツバメのネグラ入の観察に行くことに決めた。


雨が小降りの中を、宇治川堤防上を観察場所まで歩く。雨が降ろうが台風が来よ うが、ツバメのネグラ入は行われると、中野先生から説明を受ける。


午後7時ごろ、どこから集まってきたのか、上空を一万羽くらいのツバメが飛び 交っていて、それらが、瞬く間に、葦原にあるネグラに下降する。圧巻!!


小雨が降る中、傘をさしながらフィールドスコープでも観察を行うが、観察場所 がツバメのネグラから少し離れているので、ツバメはゴマ粒くらいにしか見えな かった。
城北公園での特別講座の様子

菅原城北大橋から見下ろした城北ワンド群。淀川大橋の完成後水位変動による攪乱がなくなり、樹木が非常に増えてきた。


菅原城北大橋からワンド群を見下ろしながら淀川の河川環境について説明する中野先生。


河川改修の状況を図を用いて解説していただく。


雷雨襲来のためツバメの塒入りは十分観察出来なかったが、雨宿りしながら、淀川の河川環境の変化とツバメの塒の状況の変化を詳しくお聞きした。
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