第28回講座 「里地・里山 @」 (2008.12.3.)
講座内容里山管理のための植生調査と管理技法を実習を交えて学ぶ
講  師栗谷 至 先生 大阪自然環境保全協会 理事)
場  所池田市 五月山公園



里山の自然環境保全を実践するにあたり、植生に関する現状調査の方法について説明する栗谷先生。


種組成調査(フローラ調査)や毎木調査(コドラード調査)の方法について 具体的に説明を受ける。


樹皮を地形の模式図に見立ててナラ類の見分け方を覚えましょう。


午後からは実習地で調査実習。実習に先立って安全面の注意事項や心構えについて説明を受ける。


各班、10m×5m(全体で30m×5m)の調査区域にロープを張っていく。


これから実習をする区域。樹木が密生している場所。
手前は前年度(第5期)の講座で実習し、間伐を行った場所。


ロープの前に並んで、さあこれから調査を始めるぞ!と気合を入れる。


調査区域内の全ての樹木について番号を付けて、それぞれの樹種、樹高、胸高直径、生枝下高、樹冠サイズなどを記入していく。


葉を落としていて樹種の同定が難しい樹木もあり、図鑑とニラメッコ。 次回の講座は、残す樹木と伐採する樹木を決めて間伐の実習作業。
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