第29回講座 「土壌」 (2011.12.14.)
講座内容樹木にとって重要な土壌の話と土壌調査法
(室内講義と森林土壌調査の実習を通じて学ぶ)
講  師伊藤 孝美 先生 大阪農業大学校講師
田渕 武夫 先生 富田林の自然を守る会代表・大阪自然環境保全協会理事
場  所富田林市奥の谷



「樹木にとって重要な土壌とは」と語られる本日の講師、伊藤先生。


樹木が生育する付近一帯の土壌の排水性は特に重要である。「土壌の様子を知らないでやたら水やりだけをしても植木に迷惑とは気づきませんでした」と受講生。


メモを取りながら、熱心に聞き入る受講生。


午後からは土壌調査。安全の為のヘルメットを着用し、調査に必要な道具を揃える。


道具を持ち、田渕先生の先導で、調査地点へと向かう。


土壌断面調査のため幅60p、深さ1mの穴を掘る。山の斜面で足場が不安定であり、樹木の根が入り組み作業は難航。


断面を整形し、層位、堅さなど10項目にわたり調査し記録する。受講生の感想 「土壌調査、初めてでしたが、粘土層に鉄分の赤い色を見ることができた。きれいでした。」


土色帳を用いて、土色を調べる。


調査結果を発表する1班。


調査結果を発表する2班。


調査結果を発表する3班。


伊藤先生と佐藤先生から講評を頂く。
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