タンポポ調査・近畿2005 活動記録 No. 18




タンポポ調査・近畿2005 第7回実行委員会報告

   
【日時】 2005年2月26日(土)午後1時半〜4時半
【場所】 (社)大阪自然環境保全協会 事務所
【参加者】 京都(和き・石井)、三重(佐野)、滋賀(布谷)奈良(久保田・佐藤)、兵庫(鈴木)、大阪(高畠・佐藤・木村・佃・伊東・名波 以上13名。
【司会】 高畠(事務局・大阪自然環境保全協会)
【記録】 佐藤(奈良自然観察)
【案件】
(1) 第6回実行委員会報告(2004年12月4日):省略 (詳細はここをクリック )


(2) 予備調査報告書・カラー報告プリント・調査用紙について

    @予備調査報告書(A4判36ページ白黒印刷、1000部印刷済み)
     ・前回委員会当日、内部印刷して各府県に配布(欠席の府県は宅急便で送付)
     ・その後は説明会当日と請求があった団体個人に配布(現在残部は約100部)

    A予備調査報告プリント(A3判1枚両面カラー印刷、10000枚印刷)
     ・1月15日の説明会前に完成、各府県へ発送、現在残部500枚余り
     ・兵庫県立人と自然の博物館で4万部(大阪に2千部他府県千部配布)増刷する予定

    B 調査用紙(A3判1枚両面白黒印刷、大阪:8000、他府県:4000枚)
     ・不足分は各府県で印刷・コピーなどで対応してください。用紙サイズはB4でも可能です
     ・なお、ホームページからも各府県分をそれぞれダウンロードすることが可能です(ただし、サイズはやや縮小85%程度)

(3) 2005年本調査の実施について
    @ これまでの取り組みについて
      ・1月15日:近畿説明会、於:奈良県立文化会館、参加:34名、奈良15、大阪14、滋賀2、三重1、京都2、兵庫0、和歌山0
      ・2月19日:大阪・兵庫説明会、於:大阪市立中央公会堂、参加:104名、大阪61、兵庫22、奈良1、スタッフ・大阪18、兵庫2
      その他あれば、各府県から出してください。

    A これからの近畿実行委員会の行事予定について(後のスケジュール表参照)
      ・4月2日:現地説明会、於:午前中長居公園〜植物園、午後は大阪市立自然史博物館内実習室  ……この行事の時程や役割分担を本日検討したい。
      ・昨年は6月5日に実施した「サンプル検討会」を実施するか? するなら日時と場所を検討してください。
      ・各府県別の行事は決定しだい、ホームページに掲載したいので、お知らせください(tampopo@nature.or.jp 宛に添付ファイルなどでお願いします)

    B 調査用紙・サンプル処理マニュアルの検討(別紙参照)
      *大きな変更点
      1)整理番号を6ケタとした。今年の分の府県番号はすべて2ケタの数字 (三重:11、滋賀:22、京都33、大阪:44、兵庫:55、奈良:66、和歌山:77) とし、そのあとに0001〜9999がくる。
      ただし、前年度未整理データがある場合は2桁目を0とし、10、20、30、・・・、70などとし、今年度採取データと区別する。

      2)タンポポの種類の判定について、形態的には在来種とされたものも、花粉観察によって「バラバラ」と判断されたものは、タンポポの種類の項も修正して、「外来種」として扱う。(高次倍数性の在来種については注意)

      3)サンプルの処理の時点で、頭花と痩果を分け、いずれにも整理番号を記入してて保存する。このうち、頭花は各府県で保存していただくが、痩果は原則として調査終了後、できるだけ早く大阪市大(伊東先生)へ送付するものとする。

    C データ入力についても、予備調査時と同様に所定のワークシートを作成してお送りするので、そこへ指示通り入力してほしい。

    D 調査日程の確認
      調査期間:3月1日〜5月31日
      調査用紙の送付締切り:6月10日
      入力したデータの送付締切り:7月31日
         *データ処理・解析の進め方についても、ご意見があれば出してほしい。

(4) 4月2日の現地説明会(午前)+室内講習会(午後)の打合せ
    @ 概要 (実施要項の抜粋)
      A.タンポポ調査現地説明会
      【日 時】 2005年4月2日(土)午前10時半〜12時半 (長居植物園入口付近集合)
      【場 所】 大阪市住吉区長居公園内 (長居公園〜長居植物園周辺)
      【対 象】 調査参加予定者 (初めての方でも参加していただけます)
      【内 容】 実際に野外で調査用紙とメッシュ地図を持って歩きながらタンポポを探し、調査方法やタンポポの見分け方や調査の意義についてくわしく説明します。

      B.タンポポ調査室内講習会
      【日 時】 2005年4月2日(土)午後1時半〜4時(上記Aに引き続き昼食後実施)
      【場 所】 大阪市立自然史博物館実習室(職員用通用門から入り、受付で申し出る)
      【対 象】 各府県の調査実行委員会で、送付されたサンプルの同定を担当する実行委員
      【内 容】 頭花や痩果のサンプルの同定・花粉の顕微鏡観察による在来種と雑種の識別の講習、及び、調査結果のパソコンへの入力方法の研修を予定(識別したいサンプルがあればご持参下さい)

    A 時 程(案)……佐久間さんとも相談していません
       9:30 スタッフ集合(長居植物園入口付近) 司会進行(高畠)
      10:00 受付開始
       ・受付担当(大阪実行委員) *参加費は無料
      10:30 説明会開始
       ・あいさつ(布谷)
       ・調査方法について(木村)
       ・調査地点のメッシュ番号の検索について (佐久間)
      11:00 長居公園内で実際に調査開始 (時間があれば在来種を観察に植物園内へ?)
      11:30 自然史博物館実習室で、採取した頭花や痩果の処理や調査用紙の記入
      * 時間があれば、花粉観察実習を行う。
      12:00〜13:00 昼食休憩(12:30〜室内講習会の受付開始)
      13:30 室内講習会開始
       ・司会進行(高畠)
       ・あいさつ(布谷)
        ・タンポポの分類(木村)
       ・サンプルの処理方法(木村)
       ・花粉の観察実習(和気)
       ・調査データの入力について(木村)
      15:30〜 第8回実行委員会
       
    B 準備すべきもの(出席者数:100部)……報道され方によって修正必要か?
      
      ・調査用紙(大阪 500枚+他府県 100枚)、予備調査報告書:100部
      ・カラー報告プリント200枚、調査実施要項200部、カンパの依頼文・振込用紙
      ・説明会出席カード、その他準備する物(環境庁メッシュマップ・その他?)
        *顕微鏡・スライドガラス・カバーガラス・パソコン・セロテープ (佐久間さん)
         実習用の頭花と痩果のサンプル (各自ご持参ください)
(5)後援名義申請・共催団体について
    @ 後援名義について:OKが来たのは、下記の団体
      ・大阪府、環境省自然環境局生物多様性センター、日本環境教育学会、和歌山県教育委員会、京都府教育委員会、奈良県教育委員会、三重県教育委員会、和歌山県
      ・問い合わせがあって返事がまだないのは、文部科学省
      ・断ってきたのは、大阪府教育委員会 (単発の行事しか後援しない方針)
      ・滋賀県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会は今後アクセスする

    A 自然史系博物館を共催団体とする件について
      ・兵庫県立人と自然の博物館・滋賀県立琵琶湖博物館・和歌山県立自然博物館・大阪市立自然史博物館を共催団体とする件に関しては実行委員会から各館へ共催をお願いする。

(6) 予算について
    @ 助成金について
      ・日野自動車グリーンファンド(45万円、1年)は終了して、12月11日に東京で報告会(布谷氏出席)。収支会計報告も済んだ。
      ・河川環境管理財団(120万円、2年)は1年目が終了
      ・タカラハーモニストファンド(50万円、1年)は今年4月〜来年3月
      ・NACS-Jは前期分入金(30万円)あり。残額(50万)は後期

    A 寄付金の公募  各府県で下記口座への寄付金を募ってほしい。     
      *口座番号:00950−3−221884番、口座名称:タンポポ調査・近畿2005実行委員会
      *1000円以上寄付をいただくとカンパ込みで最終の報告書をお送りする。
           → とりあえず、この寄付金の30%は各府県へ還元して、事務的な費用に使っていただく(前回実行委員会で決定)

    B 会計の現状報告 (略)
(7) その他
    @ 調査に関する呼びかけ・調査説明会の案内の報道
      ・読売新聞(1月 日)、毎日新聞(2月13日)ですでに報道された。
      ・NHK大阪から3月8日の17時台のニュースで取り上げたいと要請あり。
       (想定している撮影:調査風景・会議風景・雑種の解析)
         …本日3時より保全境会事務所に来る予定。
          調査風景は3月6日の奈良郡山城跡での観察会を紹介。
      ・4月2日の現地説明会に向けても働きかけてみたい。

    A 「タンポポ調査・近畿2005」実行委員会のホームページ 
      ・予備調査結果報告書・実施要項の全文を掲載。新しい写真があれば増やす。
(8) 今後のスケジュールについて
    2005年2月26日(土) 第7回実行委員会 (本日)
    22005年4月2日(土) 午前:現地説明会 (長居公園〜植物園)、 午後:自然史博実習室
    2005年3〜5月 本調査の実施、各地で現地説明会やタンポポウォーキングなど開催
    2005年6月以降 調査結果の府県別集約→近畿全域での集約→解析→最終報告書の作成
    *各府県の今後のスケジュール(すでに決定しているもの)
    ・和歌山県: 4月17日(田辺市ふるさと自然公園)と24日(和歌山城内)に観察会
    ・奈良県: 3月に2回現地説明会を実施。
    3月6日(日)郡山城跡(近鉄郡山駅出口9:30集合〜12:00頃まで)
    3月20日(日)橿原神宮の森(近鉄橿原神宮前駅正面出口9:30集合〜12:00)
    ・滋賀県・京都府合同説明会: 3月20日(日)午後12時半〜4時、於 琵琶湖博物館
    ・滋賀県: 3月27日(日)琵琶湖博物館2時集合
    4月24日(日)甲賀市
    5月8日(日)高島市
    ・大阪府: 吹田市4/10(日)、5/3(祝火)
    ・三重県: 3月19日、3月26日、4月20日。詳細は実行委員会に送る。
    ・兵庫県: 3月19日(土)姫路市自然観察会の森 13時半〜15時半
      参加費無料。0792-69-1260まで電話申込。3月12日〆切で抽選。定員30人。
    3月20日(日)県立人と自然の博物館14時〜16時
      入館料のみ200円。当日13時より受付で先着順。定員30名。
    3月26日(土)明石文化博物館13時半〜15時半
      参加費無料。078-918-5400まで電話申込。定員30名。
    3月27日(日)西はりま天文台 (調整中)
    4月2日(土)竹野スノーケルセンター・ビジターセンター 13時半〜15時半
      参加費無料。0796-47-1932またはinfo_ev@takeno-scvc.jpまで申込。定員30名。
    4月9日(土)黒田公民館〜荘厳寺(調整中)
    4月10日(日)キビシロタンポポを見る(調整中)
    4月23日(土)神戸市立青少年科学館 13時半〜15時半
      入館料600円。当日13時より受付先着順。定員30名。
    4月24日(日)尼崎市都市緑化植物園 13時半〜15時半
      参加費無料。06-6426-4022まで電話申込。3月28日から先着順定員40名。
    4月29日(祝)県立人と自然の博物館 14時〜16時
      入館料200円。当日13時より受付、先着順、定員30名。
    5月1日(日)丹波の森公苑(調整中)


<次回:第8回実行委員会(案)>
    日 時: 4月2日(土)15時30分〜  場所:大阪自然環境保全協会事務所
    *室内講習会終了後実施する。
    *第9回実行委員会:6月4日(土)1時半〜4時半 保全協会事務所






  連絡・問い合わせ先:
   タンポポ調査・近畿2005事務局(tampopo@nature.or.jp

530-0075 大阪市北区中崎西2-6-3 パステル1-201
(社)大阪自然環境保全協会内
Tel: 06-6374-3376 Fax: 06-6374-0608

担当:木村進・高畠耕一郎

Nature Osaka

Nature > 書庫 > タンポポ調査・近畿2005トップ > 活動記録目次 > No. 18(このページ)