八尾・神立里山保全プロジェクト

「水呑さん」(水呑地蔵)辺りのフィールドを望む
1993年12月に保全協会主催「里山・田園環境保全プロジェクト-保全技術実習-」が当地で開催され、その受講者を中心に、94年2月に当プロジェクトを発足させました。
1994年(平成6年)に設立
活動地
八尾市神立地区の里山 。八尾市の東に連なる山が高安山で、神立地区はその山並みの東大阪市に近い里で、山向こうは奈良県となります。
江戸時代の菊づくりに始まり、加えて明治末からは生駒山系西麓の急斜面地を頂まで開墾し、切り花用 (サクラ・モモ・サンシュユ・モクレンなどなど)の栽培を盛んに行ってきた土地です。
また神立地区には古くからの山越え道、十三街道が通っています。七合目の「水呑さん」の展望からは大阪平野が一望でき、美しい夕陽の風景が楽しめます。
今はハイキング道として府民や市民に愛されているこの山路の中ほどの山中に、2ヶ所のフィールドがあります。
もう1ヶ所は、山麓を整備した後、メンバーで土地を借り受け、里山田園景観の一環としているフィールドです。
どのフィールドも私有地ですが、後継者難、高齢化、人手不足などの理由で、当プロジェクトが保全活動をしています。
椿園の林床整備
休耕地の下草とササ刈り
活動内容
- 集合場所
近鉄・信貴(しぎ)線 服部川(はっとりがわ)駅前の公園 午前9時 - 活動時間 午前9時半頃から午後3時頃まで
小雨実施 警報が発令された時は中止、次週の同じ曜日に実施する - 参加費
無料 12月(大根煮)のみ参加費500円
連絡先
神立里山保全プロジェクト
代表 千葉 昌幸 (申込み連絡先)
TEL / FAX 072-999-5964