第12期第11回講座 水田を見る

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第11回講座 水田を見る  (2014.6.21.)

講座内容 水田農業の現状と水田のもつ自然環境への多面的な機能について考える
講師 松下 美郎(地方行政独立法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 経営企画室長)
場所 能勢町平野付近  午前:能勢くりの郷から地区会館  午後:地区会館からため池  

道の駅「能勢くりの郷」から地区会館へ移動する途中、能勢の水田の現状について説明を聞く。

水田を背景に「日本では1反,2反と数え10反で1町歩。10m×10mで1アール。1aを1反として…」という説明に受講生キョトンと。

地区会館で講義が始まる。早速、大阪の農業についてのクイズが出され、答えを考える受講生。

クイズの解答の説明と合わせて、農業と水田がかかえる問題に切り込んだ講義が続く。

午後からは、まず午前中の講義内容を検証する説明を受ける。

観察コース近くにアオバズクが居るというのでみんなで観察。その大きな愛くるしい目に釘付け。

 

「この辺りにも外来種が多数あります。外来種とは江戸時代後期の海外との交易が盛んになった時期以降に渡ってきたものをさし、それ以前に渡来したものと区別しています。」

観察コースの高い位置にあるため池。この池にも多くの生き物がおり、水源は周りのうっそうとした木々によってささえらているという話に聞き入る。

棚田の石垣の積み方は能勢地方独特のもので、石積みに沿って水が流れ下の水田が保たれている。
 
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