第12期第19回講座 植物②

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第19回講座 植物②  (2014.9.10)

講座内容

どんぐりなどの樹木の実や秋の草花を観察しながら植物の繁殖戦略を見る

講師

木村 進(大阪府立泉北高校教諭、大阪自然環境保全協会理事)

場所 鴨谷台公園から光明池周辺/ファインプラザ大阪第4研修室

午前は樹木と草花の観察。鴨谷台公園に生える多数の草木の特徴を説明される木村先生。

ツユクサの花は二花性で、上の花(青色)は雄花、下の花(薄緑色で未開花)は雌花。

落葉つる性多年草のクズは秋に紅紫色の花が咲き、グレープジュースのような匂いが漂う。

光明池の堤は、毎年、草が刈られ、また粘土質で湿地的要素もあり、在来種が多く残っている。

植物を調査している正田さんがサポーターとして参加。堤に生える草花を熱心に説明。

午後は座学。植物の生活史「発芽⇒定着⇒成長⇒開花⇒結実⇒散布」から講義が始まる。

植物の発芽や成長、開花、結実などはホルモンによってコントロールされていることを知る。

ミカンは一つの種子から二つの芽生えが出るなど、芽生えについても多くのことを学ぶ。

12種類のドングリと葉を見て種名を同定する実習を、班ごとで熱心に行う受講生。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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