野山のたより2012年6月

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野山のたより 2012年6月号

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目次( 写真をクリック して下さい。大きな画像と説明がでます)
縄張り飛翔 獲物をゲット! アマドコロ
ギンリョウソウ 吸蜜飛翔 春の渡り
水浴びダイブ オオクビキレガイ&その他 トベラを吸蜜するアオスジアゲハ
ヒトツバタゴ 二人の世界 僕はクライマー     
出撃   初夏の風物詩 太陽光抱卵?
捕ったど~    暑っう~    池のキショウブ
腹減った~    恩智川の西洋からしなの花の列 里山の棚田
見つかった! こんにちは

 

「縄張り飛翔」

この時期晴れているとクマバチの縄張り飛行によく遭う。
人の背丈ほどの高さを数mの狭い範囲でホバリング飛行を交え大きな翅音を発て飛翔している。
ライバルや他の昆虫が縄張り範囲に入ってくると急発進して追い払い、再び元の場所で縄張り飛翔している。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市伏尾町(2012.04.24)

 

「獲物をゲット!」

クヌギ並木の山道を歩いているとオオルリに出遭った。近づくと逃げるのだが、余り遠くに行かずまた同じ場所に戻ってくる。
木陰に隠れて見ていると、クヌギ並木の反対側の低木の茂みから毛虫を咥えて出てきて、枝にとまった。
しばらくして向かいの常緑樹の雑木林に飛び去った。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市伏尾町(2012.04.25)

 

「アマドコロ 」

間伐と林床の手入れをした雑木林では、例年になく多くのアマドコロが見られ、多くの花を咲かせていた。
同じところによく似たナルコユリも生息しているが、開花はアマドコロの方が1ケ月ほど早い。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市東山町(2012.05.04)

 

「ギンリョウソウ 」

枯れ草が積もる林床で真っ白なギンリョウソウが頭を出していた。枯れ草を取り除くとけっこう見られる。
中に花が上向いているものがあり覗いてみると青紫色の柱頭(写真円内)が何ともいえない美しさ。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市東山町(2012.05.04)

 

「吸蜜飛翔 」

この時期畦や土手はノアザミの花盛り、そこに各種の昆虫が吸蜜に訪れている。
そんな中で遠くからでも目立つのはアゲハチョウの仲間。
既にナガサキアゲハ、クロアゲハ、オナガアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハそして写真のアゲハが訪れている。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市伏尾町(2012.05.14)

 

「春の渡り」

作物の収穫が終わった畑にシロツメクサやアカバナユウゲショウの花が咲いていて、そこに渡りをする蝶アサギマダラが吸蜜しているのに出遭った。北上する春の渡りの途中であろう。
10分ほどしてアサギマダラは急上昇して見えなくなった。当地では春は秋の渡りに比べると見ることは少ない。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市吉田町(2012.05.19)

 

「水浴びダイブ」

コシアカツバメが川面スレスレを飛びながら水に触れて水飛沫を立てていた。
これを何回もやっていたが水浴びをしているのである。
他のほとんどの鳥が水溜りや川の浅瀬で留まって水浴びをするのに対し、ツバメとコシアカツバメは飛びながら行う。
さらに水飲みも飛びながら行うのである。

撮影者:横田 靖さん

撮影場所:池田市東山町余野川(2012.05.23)

 

「オオクビキレガイ&その他」

外来の陸貝で雑草の根元で繁殖、マイマイの仲間、1988年初めて九州で見つかったそうです。
やっかいものがここにもやってきた。

撮影者:古川 末広さん

撮影場所:堺市
堺7-3区・共生の森(2012.05.15)

 

「トベラを吸蜜するアオスジアゲハ」

アオスジアゲハが、街路樹の間をひらひらと飛び回る季節になった。
クスノキを幼虫の食草にするアオスジアゲハは、ちょっと癖のあるにおいが好きなのかもしれない。
環境に強いので街路によく植栽されているトベラ(扉・海桐)は、日本原産。
2月の節分に木の枝を扉に挟んで邪鬼を払う風習があったため「とびらの木」と呼ばれたそうだ。
日本での呼び名がそのまま学名の一部に使われる。

撮影者:加賀 まゆみさん

撮影場所:大阪城公園(2012.05.16)

 

「ヒトツバタゴ」

別名「ナンジジャモンジャの木」と呼ばれています。花が満開で雪をかぶったような装い。

撮影者:古川 末広さん

撮影場所:南海本線、石津川駅前ロータリー周辺の街路樹(2012.05.02)

 

「二人の世界」

ツチイナゴは成体で厳しい冬を越えます。そしてついに、暖かい春の日差しの中で出会いました。二人に幸あれ。

撮影者:長井 裕司さん

撮影場所:千早赤阪村水分(2012.04.29)

 

「僕はクライマー     」

家の車にへばりついていたヤモリ。足は吸盤ではなく、細かい毛でおおわれている。テフロンのフライパンでは滑るらしい。

撮影者:長井 裕司さん

撮影場所:千早赤阪村水分(2012.05.16)

 

「出撃  」

ナナホシテントウは、かわいらしい姿が人気者ですが、アブラムシから見れば獰猛な捕食者です。

撮影者:長井 裕司さん

撮影場所:千早赤阪村水分(2012.04.28)

 

「初夏の風物詩」

新緑の子どもの日、冬鳥たちが北へ帰った後の蓮間池上で、こいのぼりたちが元気よく泳いでいた。
子どもたちの健やかな成長と大震災の復旧と復興を願って泳いでいるようであった。

撮影者:上田 万吉さん

撮影場所:吹田市蓮間池(2012.05.05)

 

「太陽光抱卵?」

熊野本宮前の河原を歩いていたら、思わず踏みそうになった。
丸い楕円形の青みがかった卵らしきものが4つ、放射状にきれいに並んでいる。
ウズラの卵大だが、色が違う。コチドリの卵?こんな海から離れた場所に?あとで調べると、当誌433号の表紙に登場していたイカルチドリの卵らしい。
直射日光が燦々と降り注ぐ連休の昼下がり。親は太陽に保温を任せて、食事にでも出かけたのだろうか?

撮影者:加賀 まゆみさん

撮影場所:和歌山県熊野本宮前・斎原の河原(2012.05.05)

 

「捕ったど~   」

アオサギがシャコ類をゲット。塩味がきいてて、きっとおいしいと思います。

撮影者:長井 裕司さん

撮影場所:甲子園浜(2012.05.17)

 

「暑っう~   」

早く卵を産みたいのに、相手がいない。涼しくなるまで一休み
(シュレーゲルアオガエル)

撮影者:長井 裕司さん

撮影場所:富田林市奥の谷(2012.05.18)

 

「池のキショウブ」

ピアノ池のキショウブが次々と黄色い花をつけてきて、道行く人の眼を楽しませてくれている。
バンのヒナはどうなのかと思っていたら、後日ヤナギの島で3羽のヒナの誕生が確認出来た。

撮影者:上田 万吉さん

撮影場所:吹田市ピアノ池(2012.05.10)

 

「腹減った~   」

最近干潟も食べ物が少なくなってきたよね。おいしい物はどこにある?

撮影者:長井 裕司さん

撮影場所:甲子園浜(2012.05.17)

 

「恩智川の西洋からしなの花の列」

お袋さまの車椅子を押して、恩智川沿いを散歩するのが、このところの定番のコースです。
西洋からしなの花のきいろい二列がずっと続いています。

撮影者:たなか よしゆきさん

撮影場所:東大阪市池島町(2012.04.27)

 

「里山の棚田」

鉢伏山東側の佐保の里、この時期棚田では田植えが始まっており、心なごむ原風景が広がっていた。
また、山裾の竹林は次々と整備が進められていた。

撮影者:上田 万吉さん

撮影場所:茨木市佐保の里(2012.05.16)

 

「見つかった!」

柿の新緑に隠れるニホンアマガエルは、まさに保護色。この時期に産卵する為だったんですね。

撮影者:長井 裕司さん

撮影場所:千早赤阪村水分(2012.05.06)

 

「こんにちは」

僕は「ネコハエトリ」という蜘蛛です。あまり人気は無いけれど、生態系の中では役に立っていると思います。
それなりにカワイイでしょう?

撮影者:長井 裕司さん

撮影場所:大阪城公園(2012.05.08)

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