第12期第10回講座 磯の生き物 

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第10回講座 磯の生き物  (2014.6.11)

講座内容 海岸生物の観察の指導法を知る
講師 田中 広樹(大阪自然環境保全協会理事、海の観察会代表、自然観察インストラクター)
場所 午前:長松自然海浜保全地区の干潮時の海岸で磯の生き物観察、午後:淡輪17区集会所で海辺の生態などの講義

みさき公園駅から長松海岸への途中、溝でカニを発見した。「あっ、ここにもいた!」 

早速、田中広樹先生の講義が始まった。「このカニの甲羅はニコちゃんマークに見えるでしょ。」

長松海岸は大阪湾に残された数少ない磯である。最大干潮時(11時半)に合わせて、午前中に磯の生き物の観察を行う。

観察の注意の後、まず擁壁に向かって講義が始まった。「近寄って、どの高さまで生物がいるか、採ってみてください。」

石の下の生物も採集する。「ひっくり返した石は元に戻してください。」 

マツバガイを解剖して、歯舌を見せてもらった。鉄分を含むギザギザの硬い長い歯で、石と一緒にエサを削り取って食べる。

アメフラシを触って感触を楽しむ?触角の下にはつぶらな瞳があった。

潮が引いて磯にとり残された雌のマダコを採集。吸盤に触ったり、体のつくりや歩き方な
どを観察した。

午後は地区の集会所に移動し、午前中の観察内容を復習しながら海の大切さを知る講義を聞いた。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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