第12期第29回講座 里地・里山②

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第29回講座 里地・里山②   (2014.12.6.)

講座内容

保全活動にあたっての留意点、森林内作業実習、道具の手入れ

講師

中川 勝弘(五月山グリーンエコー代表、大阪府自然環境保全指導員、森林インストラクター)

場所 池田市五月山公園内(五月平展望台南東面雑木林内)


「里山の保全管理は、豊かな環境を取り戻す活動です。市民参加の里山保全管理は仕事ではありません。無理せず楽しんでする活動です。自然は必ず応えてくれます。」との先生の話で始まった。


「里山保全管理は普段人が入らない場所で刃物を使い作業します。自然観察会と違ってリスクを予知することが大事。」とK(危険)Y(予知)K(活動)について学んだ。

作業に適した服装の説明の後、鎌・斧・のこぎりの使い方を説明する先生。


班ごとに、作業する区画でどの様なKYがあるかを書き出し、次に服装の点検をする。

 


近くの草地でササを刈りながら鎌の使い方を確かめあう受講生。


毎木調査をした区画をどのような里山にするか、植生調査票と照らし合わせながら相談する。


午後の作業前、事故防止のため、昼休みで冷えた身体をストレッチで温める。


3班では、サクラに木漏れ日がさすように、太いアラカシの枝を切り落す。

作業後の演習地、間伐し下草も刈られ、陽射しが林床まで届くようになった。来春以降が楽しみである。
 
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