第13期第6回講座 野鳥①

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第6回講座 野鳥①  (2015.5.27)

講座内容 市街地で繁殖する野鳥
講師 和田 岳(大阪市立自然史博物館 学芸員)
場所 大阪市立自然史博物館/大阪市立長居植物園

「都市鳥(都市環境に適応した野生鳥類)は、植物や魚類のように人に持込まれたのでなく鳥自身が移り棲むようになったので、その生息を調べることに意義と面白さがある。」との話で和田先生の講義が始まった。

大阪市内に繁殖する鳥は年々増えていることが、観察記録や写真を用いて紹介された。

ネットメディアを活用することで、関西全域のツバメの生息調査が日本で初めて実施できた話もあった。

スズメは、東京では減少しているデータがあるが、大阪は昔の記録がなく確実なことが言えない。このことからも生息調査の意義が分かる。

午後は併設されている長居植物園で観察。クジラの骨格標本に営巣しているスズメから観察が始まる。

親カラスが巣にいる雛の世話をしている様子を観察。⇒マウスを写真の上に合わせると、巣の様子が見える。

ゴイサギが、植物園の池の縁の松の枝で寝ている様子を観察し、夜行性であることも学んだ。

巣作りの枝を咥えてうろうろするドバト。園内の観察で、先生から鳥の繁殖や巣立ちなどについて詳細な説明があった。

最後に、園内で観察した鳥の確認とそれぞれの鳥の繁殖や巣立ちの違いを復習した。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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