第13期第18回講座 野鳥②

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第18回講座 野鳥②   (2015.9.12.)

講座内容

午前 : 南港野鳥園設立の経過 、 鳥類についての講義
午後 : 野鳥園での野鳥観察

講 師

高田直俊 (自然環境市民大学代表 前大阪自然環境保全協会会長 大阪市立大学名誉教授)

関 優   (関環境調査研究所代表 山階鳥類研究所標識調査協力調査員)

場 所 大阪南港野鳥園

シギ・チドリの渡りの図。渡り鳥は中継地点として南港の干潟にやって来る。南港の干潟の重要性を説く高田先生。

1969年に南港野鳥を守る会が発足。埋立地が南港野鳥園になるまでの歴史を聞く。

関先生による鳥の体や羽の講義。羽は頭から尾に向けて生えているが、ただ1つ、ひげのような剛毛だけ横向きに生えている。それを確認する受講生。

羽根の不思議を観察する受講生。羽軸から出た羽弁は羽枝からできており、羽枝は羽小枝でマジックテープのようにつながっているので、裂いてもすぐにくっつく。
→ マウスを写真の上に置くと、羽小枝が見られる。

鳥はなぜ飛べるのか?その答えの1つ、鳥の骨には空洞があり軽くできている。その重さをイノシシの骨と比較して、実感した。

鳥はなぜ長く飛べるのか?気嚢という袋があり、常に新鮮な空気が供給されるので、長く飛べ、渡りも可能になる。

展望棟から観察する。カワセミが姿を見せ、ダイサギ・コサギ・アオサギ・カルガモなどが観察できた。

植林して30年経ると一定の林が形成される。その中を、鳥の声や姿を探しながら、北池の観察棟に行く。マテバシイの実をたくさん拾った受講生もいた。

観察を終え、観察できた鳥を確認をする「鳥合わせ」をして、まとめをした。

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