第13期第24回講座 植物調査法②

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第24回講座 植物調査法②   (2015.10.28)

講座内容

前半:川の環境と植生に関する講義。
後半:前回の植生調査資料を整理して群落区分を行い、各調査グループごとにまとめた結果と考察を発表。

講師

福井 聡(一般財団法人日本気象協会)

場所 大阪府環境情報プラザ 研修室

 「植生から自然環境を把握することが出来ます。川の景観から考えてみましょう。」と福井先生の講座が始まる。

川の上流から下流へと景観が異なり植生が変わることを知る。

以前は河原によくあった、名前にカワラのつく植物や、カワラバッタ、カワラハンミョウ等の昆虫が減ってしまったとの説明があった。

川の水際から堤防までの景観の異なりと植生の変化を見る。冠水しやすい水際近くは1年生の草本が群落を作り、増水の影響を受けない辺りから低木が育ちはじめる。

堤防のチガヤ草原は多様な草本や昆虫が多く、自然豊かな場所であることを知る。

前回の講座で作成した植生調査票を基に群落を区分する方法を学ぶ。

群落区分の実習。スタッフの支援も得て、植生調査票を基に整理作業に取組む。

植生調査票の数字を転記していくと、群落の区分が少しずつ現れてきた。

グループごとに、区分できた群落についてその特徴を読み取り、調査地について考察し、発表に向けて話し合う。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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