第13期第25回講座 野生動物との共存

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第25回講座 野生動物との共存   (2015.11.7)

講座内容

奈良公園のシカを軸に人と野生動物とのかかわりについて学ぶ

講師

鳥居 春已(奈良教育大学特任教授)

場所 奈良公園/奈良教育大学

集合場所(近鉄奈良駅)から奈良公園に移動し、鳥居先生の「野生動物との共存」の講座が始まった。

 

さっそく、ぬた場で雄シカが泥を体にこすりつけている、普段と違う姿を観察した。

回りの草はすべてシカに食べつくされているが、樹木を守る為の柵の中は、自然が残っていた。→マウスを写真の上に置くと、シカにかじられた樹木が見られます。

芝も短く食べられているが、矮小化した植物は花を咲かせていた。→マウスを写真の上に置くと、キランソウの花が見られます。

草の中でもイラクサは鋭い棘があり、シカは食べません。→マウスを写真の上に置くと、鋭い棘が見られます。

奈良教育大学に移動し、「野生動物との共存」について詳しい話があった。

ヒトは生態系から独立しているが、他の生物のことを考えられる唯一の生き物です。

すべての種は存在する価値があり、1種たりとも絶滅させてはならない。

シカが増えすぎるとシカに都合の良い植物と食べない植物だけの特異な環境になってしまう。

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