第17期秋冬コース第9回講座「生物多様性と環境」

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第9回講座「生物多様性と環境」  (2019.12.4)

講座内容

生物多様性と環境 ー進化生物学入門ー

講 師 木村 進(大阪自然環境保全協会理事、自然環境市民大学副代表、大阪府立泉北高校元教諭)
場 所 大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター天満橋)セミナー室

「昨年度から生物の進化を中心にお話しています」と木村先生の講座が始まる。写真の上にマウスを置くと今日の講座の流れが分かる。

生物多様性には、遺伝子の多様性、種の多様性、生態系の多様性の3つを考えることが重要だと教わる。

種の多様性では190万種が確認されているが、実際には未発見の種も含めるともっと多いと考えられている。特に昆虫類が100万種で半分以上を占めている。 写真の上にマウスを置くと「遺伝子多様性の例」の説明図が見られる。

生態系の多様性を表す用語として「バイオーム」がある。ある気候条件の地域に生息する動植物の全体をさす言葉であり,最近の高校生物の授業で使われているとの話。写真の上にマウスを置くとバイオームと気温・降水量との関係がわかる。


「樹木の形態と種類分けの実習」で見分け方について説明がある。写真の上にマウスを置くと各グループに配られた「葉」が見られる。

午後は「生物の分類と系統進化」の講義。植物の多様な生殖方法について説明を聞く。

細胞の多様性についての説明を聞く。


午後の実習はキク科植物の系統樹を形態からと、DNAの塩基配列から作成して比較する。写真の上にマウスを置くと実習の様子が見られる。

最後に実習の結果について説明があった。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

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