第17期秋冬コース第13回講座 里山保全-プログラムの企画・立案

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第13回講座 里山保全-プログラムの企画・立案   (2020.1.29)

講座内容

企画・運営について 班活動の内容やスケジュールを相談、決定、活動

講師

佐藤 治雄(大阪府立大学名誉教授、自然環境市民大学代表講師)
田淵 武夫(富田林の自然を守る会代表、大阪自然環境保全協会元理事)

場所 奥の谷(富田林市)

午前中、田淵先生の説明のもと、まず先輩達が行った「炭焼き窯」を見学した。ここでは竹炭作りを行っている。マウスを写真の上に置くと、竹炭が見られる。

つつじヶ丘に通じる尾根に沿って進む途中で、開けた雑木林に遭遇する。もとはアカマツ・ヒサカキなどがあったが伐採して明るくなった。写真の上にマウスをおくと、その風景が見られる。

さらに尾根を進むと、左側に竹林(地権者とは未契約)がある。その竹の根が尾根を越え反対側へ伸び侵略してきている。写真の上にマウスをおくと、季節外れに咲いているツツジ。

坂を降りて行くと、昨年の受講生が間伐を行った実習地。急斜面での難作業であった 。写真の上にマウスをおくと、ヌタ場が見れる。粘土質がヌタ場に適していたようだ。

ここは伐採した木の保管場所、樹皮を剥き立て掛けている。 樹皮を剥かないと、虫が入り込んで中を食い荒らしてしまう。写真の上にマウスをおくと、虫が入っている状態が見れる。

午後からは、里山保全活動の企画・立案をして実習地を決める。1班が人数不足のため2班と合同で実施することに。その結果、古墳に通じる尾根で「野うさぎの径」から「フユイチゴの坂」への参道の整備・雑木林の雑草の刈取り・植物の名札付けなどを行うことになった。

実習地での作業分担・作業内容・植生調査(植物の名札付)・作業前後の確認方法などが話合われた。

実習地を確認するため、全員で再調査に向かった。同時に測量し作業範囲(10m四方)を決めた。

実習地は作業範囲の10m四方を、植生調査のために5m四方の田の字分けとし、杭・ロープ・スケール・カケヤを使って位置を決めた。マウスを写真の上に置くと、カケヤで杭を打ち込む様子が見れる。

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