第11期 特別講座 ツバメの塒入り

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特別講座 ヨシ原とツバメの塒(ねぐら)入り   (2013.8.7.)

講座内容 ①ツバメの生態講義②公共工事(巨椋大橋建設)にあたって考慮された事項③ヨシ原でのツバメの塒入り観察
講師 中野 勝弥(淀川観察会代表)
高田 直俊(大阪自然環境市民大学代表/大阪市立大学名誉教授)
場所 宇治川・向島(宇治市・観月橋付近)

京阪電鉄観月橋駅に集合している受講生。一日体験受講者及び空の会会員(市民大学卒業生)も参加大賑わい。(17:51) 

 

ツバメの塒入りまでの間、堤防下の広場で、受講生以外の参加者の紹介があった。(18:11)

 

「ツバメの生態」について中野先生が紙芝居(ツバメのくらし)を使い説明。(18:18)

 

    写真①           写真②
写真① ツバメの産卵数4~5個。(18:20)
写真② 中野先生が採集されたツバメの卵の殻。(18:20)

 

巨椋大橋建設に当たり①脚橋の数を減らす②荒れたヨシ原の復元③道路照明の工夫等
環境(主としてツバメの保護)に配慮した工事の実態を高田先生が説明された。(18:30)

 

ツバメの塒の舞台であるヨシ原を目指し堤防を移動中の受講生。(18:45)

向島のヨシ原は刈り取り、野焼き(3年ぶり  行われた)など人の手が入っている。
(18:55)

 

遠くに高田先生が説明されていた、巨椋大橋 が望まれる。ツバメに配慮した脚橋の照明が見える。(18:58)

 

少しずつツバメが集まり始める。ツバメは南の奈良方面から旧巨椋池超えて飛来するらしい。既にヨシ原の塒に入っていくツバメも見られた。(19:03)

 

ツバメが段々と集まりだした空を見上げ感動する受講生。ヨシ原の塒では、情報交換しているのであろうか、ツバメの鳴き声も聞かれる。(19:13) 

 

 

空がツバメで埋め尽くされるほどの乱舞が始まった。この乱舞からヨシ原の塒に急直下(木の葉落し)するツバメや、低空飛行を繰り返しヨシ原の塒に入る(流れ)ツバメが観察できる。その数の多さに受講生は感動していた。(19:13)

 

 

ツバメも良く観察するといろんなことが分かるが、ツバメに限らず皆さんの身の周りの自然に目を向け植物、動物、昆虫等継続して観察して欲しいと受講生に説明される中野先生。
(19:24)

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