第15期第14回講座 淀川の河川環境②

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第14回講座 淀川の河川環境② 汽水環境・十三干潟の自然 (2017.8.9)

講座内容

10:00~12:00 淀川の地理的歴史と汽水域の自然についての講義

13:00~15:00 干潮時の十三干潟での生き物観察

講師

河合 典彦(国土交通省淀川環境委員会委員水域環境部会長、環境省希少野生動植物種保存推進員、

        淀川水系イタセンパラ研究会、全国ブラックバス防除市民ネットワーク理事等)

場所 新北野連合会館・十三干潟

淀川は琵琶湖から流れ出る宇治川や桂川・木津川などが合流して大阪湾にそそぐ川。今日は淀川大堰から下流の話になりす。と河合先生の話が始まった。

河口から淀川大堰までは汽水域で、干満の影響を受ける干潮域である。今日は十三干潟やそこに住む生物の観察をする。写真の上にマウスを置くと、淀川大堰が見られる。

1885年(M18年)に大洪水が起こったため、1896~1910年に大規模治水工事が行われ放水路として新淀川が堀削された。その他、淀川は改良工事が幾度となく行われている。

淀川の水は淀川大堰から大川を優先して流れ、余分な水のみ新淀川(放水路)に流れるようにしてある。そのため、新淀川への水量は少なく、赤潮・貝毒などが発生することになる。

今年のアユ遡上調査の結果である。4~6月に約100万匹のアユが遡上した。魚道を作ったり、水位差を小さくして遡上しやすい環境を作っている。

午後、十三干潟に向かう。例年なら干潟が現れているのだが、台風5号の雨で琵琶湖から大量放水しているため、干潟が水没している。写真の上にマウスを置くと、例年の満潮・干潮のようすが見られる。

クロベンケイガニを手に取って、オスとメスの見分け方・呼吸の仕方などの説明を聞く。写真の上にマウスを置くと、紫色の卵を抱いているメスのクロベンケイガニが見られる。

投網を打っている河合先生。写真の上にマウスを置くと、かかった魚が見られる。ボラ・マハゼ・スズキ・ニゴイなどが獲れた。スズキは腹びれが前の方についているので、進化した魚である。という説明もあった。

水没した干潟ではあるが、シジミ採りをする受講生。写真の上にマウスを置くと、収穫したヤマトシジミが見られる。ヤマトシジミは砂出しをして、明晩の食卓にのぼる予定。

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