第15期第23回講座 植物調査法②

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第23回講座 植物調査法②   (2017.10.18)

講座内容

前半:川の環境と植生に関する講義
後半:前回の植生調査資料を整理して群落区分を行い、各調査グループごとにまとめた結果と考察を発表

講師

福井 聡(一般財団法人日本気象協会)

場所 中央区民センター第3会議室

「植生(植物群落)は気候、地質、地形、人間の影響など様々な環境を反映している」との話で福井先生の講座が始まった。

植生を識別することでその土地の特性が推測でき、自然環境の評価できることを学ぶ。

地形図にどこにどのような群落があるかを表示した植生図が作成されていることを知る(写真は大阪・岩湧山周辺)。

川を植生から見ると、上流から下流へと景色が異なり植生が変わることを知る。

川の水際から堤防方向にも環境が変わり植生が変わることを知る。

植生を知ることは自然を保全・復元するためにも重要であることを学ぶ。

グループに分かれ、前回の淀川河川敷で得た調査データを整理し、植物群落の区分作業に取り組む。

グループごとに群落の区分結果や区分の考え方、地形・地質データとの関係などを発表。

最後に発表の講評と先生による区分結果の説明があった。写真の上にマウスを置くと先生の区分表が見える。

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