夢洲の自然環境調査活動 2025年度概要版

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夢洲の自然環境調査活動 2025年度概要版

夢洲でのEXPO 2025 大阪・関西万博が開催され、その自然環境が注目を集めていることを受けて、改めて過去の情報発信を整理いたしました。
夢洲における調査活動、かつて夢洲に存在していた自然環境の紹介、広報活動の履歴などをまとめています。皆様の自然環境保全の理解・関心の助けになりましたら幸いです。

目次

English version

はじめに:夢洲にかつて存在していた自然環境の紹介


夢洲は、大阪湾にある人工埋め立て地です。
現在一部がコンテナターミナルや太陽光発電所などに使われていますが、他のエリアはゴミ埋め立て地として、大阪市のゴミ焼却灰や浚渫土・産業廃棄物の処理に、これから何年か利用される予定になっていました。

埋め立て造成に伴い、自然発生的に貴重なヨシ原・エコトーンができており、多様な生物が生息する環境となっていました。

大阪府レッドデータリストで「絶滅」と判定されたカワツルモが再発見されるなどのニュースもあり、大阪市内では稀な環境が生まれていました。夢洲は、大阪府のレッドデータリスト2014において、多くの鳥類が生息・飛来する生物多様性ホットスポットAランクとして取り上げられており、大阪市生物多様性戦略の中でも、夢洲を重要な自然環境として取り上げています。

10 年ほど前には、この夢洲に、一万を超える数のコアジサシが渡りの前に集合していたといいます。
(日本野鳥 の会大阪支部「むくどり通信」238 号(2015 年 7 月))

しかし、その後の万博会場造成に伴いこういった環境は失われてしまいました。大阪自然環境保全協会は、生物多様性のホットスポットとなっているこの夢洲に未来の大阪湾の自然環境回復の手掛かりを描いています。万博会期終了後には喪失された自然環境が回復されることを強く望んでいます。

作成パンフレット・資料

夢洲(2019年6月~)の写真 オンラインアルバム

・夢洲フォトアルバム(PDF版) 春夏版(2019年5月~7月)・夢洲フォトアルバム(PDF版) 秋冬版(2019年9月~2020年1月)
 ・夢洲の生物多様性を未来へ 1版 
 ・夢洲の生物多様性を未来へ 2版 
 ・夢洲に湿地を
 ・コアジサシのみなさん 大阪湾「夢洲」へようこそ!

日本野鳥の会大阪支部作成資料

関連動画と共同宣言

2025年1月15日に、自然環境を取り戻すネイチャーポジティブへ舵を切るため、環境6団体による「大阪湾岸の生物多様性豊かな干潟や湿地を取り戻すための共同宣言」を発表しました。

特集ページにて引き続き賛同団体・賛同者を募っております。

他、夢洲関連動画

活動概略

2025年

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

会報誌「都市と自然」バックナンバー記事より

詳細ページ

より詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。

これまでの活動

「夢洲の未来の自然環境のために」 

巡回写真展「夢洲の生きものたちの記録」

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

ネイチャーおおさかは、身近な自然を愛し、これを守り育てたいと願う市民が運営している公益社団法人の自然保護団体です。お電話でのお問い合わせはこちら 06-6242-8720

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