夢洲の未来の自然環境のために

HOME » 自然保護運動 » 夢洲の未来の自然環境を考える

新しいフォトアルバム「夢洲の生物多様性の未来へ」ができました!

 

新しいフォトアルバムは、環境アセス準備書で「注目すべき」とした希少な野鳥や植物で、私たちが夢洲現地調査で撮影できたものを全部掲載しています。ぜひ、環境アセスの重要種の表を参照しながら、ごらんください。
こちらからダウンロードできます。(PDF版)
印刷物はただいま印刷中で、でき次第、各公共施設に配架していただくように手配します。
もし配架してくださる施設や、配布してくださるイベント主催者がおられましたら、お送りいたしますので、お申し出ください。
20部以上50部程度まで無料でお送りさせていただきたいと考えています。お申し込みは保全協会事務局まで。

オンラインイベント 12月3ー5日「渡り鳥水鳥フライウェイ2021」に参加します

協会の調査グループは以下の2本の発表をいたします。Slackを使っての発表ですので、期間中の自由な時間に視聴できます。
視聴は申込制です。→ 詳細はこちら

・夢洲~つなぐいのち~埋め立て地に創生された自然とセイタカシギの繁殖(動画)
・夢洲~コアジサシの保護にむけて~行政との協働(PDF版ポスター発表)

夢洲調査の写真アルバム・動画「夢洲の自然」を公開中 

ただの人工島、ぺんぺん草くらいしか生えていない・・・そういう「なにもない」イメージだった夢洲。
じつは夢洲の自然がどれだけ生物多様性に富む野鳥の楽園・在来植物の復元自然ができてきていたか、私たちの調査で撮影した写真でゆっくりご覧ください。
※おことわり:一部のページがまだ制作中となっておりますが、環境アセス準備書期間に間に合わせるため、急ぎ公開いたします。
  → 夢洲生きもの調査写真アルバム
     目次ページより各項目へお進みください)
     希少な水鳥や在来植物の写真も掲載しています。

  → 動画「夢洲の自然」

 【予告】もうすぐフォトアルバム「夢洲の生物多様性を未来へ」を印刷・発行いたします。配架していただける施設・配布してくださるイベントがあれば送りますので、ご連絡ください。→office@nature.or.jp

【意見書終了】夢洲万博環境アセス準備書へご意見のご協力ありがとうございました。

  ※詳細は →こちら(2025関西万博・私たちからの環境影響評価準備書」のページ)をご覧ください。
  

【継続中】夢洲2区の塩性湿地とヨシ原の保存を訴えるネット署名をしています。

今年3000羽を超えるコアジサシが大集合していた夢洲2区の塩性湿地、そして、セイタカシギが繁殖していたヨシ原を含め、万博中も万博後もそのまま保存してほしいというネット署名をしています。今回のアセス準備書と連動させたいので、ぜひ、ご協力ください。

 内容の詳細は→こちら(こちらのページから、ネット署名サイトに行けますので、先に説明をご覧ください。

ここでは、セイタカシギの複数のつがいが繁殖活動をし、次世代を育てています。セイタカシギは環境省によりレッドリストの絶滅危惧II類(VU)の指定されており、繁殖成功率が極めて低いとも言われています。

  

  

写真上段 (左)交尾 6月22日  (中)幼鳥が親に甘えている 7月4日 (右)コアジサシに混ざって幼鳥4羽 7月11日
写真下段 (左)ヒナたち 7月18日  (中)親子 7月22日  (右)今年生まれの子どもたちらしき4羽 7月22日

2021年7月  夢洲2区(万博予定地)内のコアジサシ、無事旅立ちました!

2021年は、夢洲3区の工事中エリアに繁殖保護区を設けていただいたものの、5月の豪雨で水没。
ですが、2区万博予定地区で埋め立て工事中のエリアに、多数のコアジサシが繁殖活動をしていました。
急遽、保護の要望をだしたところ、大阪港湾局はすぐ工事中エリアを調査し、繁殖活動を確認した4ヘクタールを、コアジサシ保護エリアにしました。
下の写真は、
(左)水没した3区予定地保護エリア (中)2区埋め立て地で繁殖活動をするコアジサシペア (右)建設会社が立てた看板

  

保護エリアは広く、私たちも近寄らなかったので、そこでの孵化は確認できていません。
しかし6月末より、2区塩性湿地で撮影した動画に幼鳥の姿が見られるようになり、7月初旬、かなりの数のヒナが飛ぶ練習をしていましたので、これはきっと夢洲で巣立った個体だっただろうと思われます。(飛ぶ幼鳥は7月4日、風景は7月11日撮影)

 

そして、7月第2週、3000羽を超えると思われるコアジサシが、夢洲2区の湿地に大集合していました!
(写真のなかの白い点は全部コアジサシです。)
大阪湾岸で繁殖活動をしていたグループが渡りの前に大集合していたのだろうと思います。翌週にはすっかりいなくなっていました。
無事に旅立ったことでしょう。また来年会えることを楽しみにしています。

============

※今までのいきさつはこちらから 2019年から保護エリア冠水まで 
※2区万博予定地内での繁殖行動の写真はこちらから 2021年万博誘致エリアでの繁殖行動報告
※コアジサシについて知りたい方は→コアジサシのみなさん 大阪湾「夢洲」へようこそ!(PDFでダウンロード)
※夢洲コアジサシ応援基金「合言葉はコア234♪」
寄付をよろしく

私たちの夢洲調査活動・これまでの経過をまとめて知るには・・・

<会報誌「都市と自然」バックナンバー記事より>
2019年4・5月号 報告 生物多様性のホットスポット・夢洲の未来を考える
2019年12・1月号 特集 続・生物多様性ホットスポット・夢洲の未来を考える
2020年2・3月号 報告 夢洲と大阪の未来のために今できること
2020年6・7月号 報告 夢洲の一年を観てきて
2020年8・9月号 報告 夢洲ーコアジサシを巡る二か月ー その2
2020年10・11月号 報告 夢洲=コアジサシのヒナがいた!
2020年12・1月号  特集 夢洲の塩性湿地とそこに生きる植物たち(長谷川匡弘氏寄稿) 
                      近況レポート 2020秋・夢洲より
2021年2・3月号 報告 今年こそ!夢洲でコアジサシ誘導計画動き出す
2021年4・5月号 特集 「人と自然が共生する夢洲をどうつくるか」~2025国際博覧会会場と跡地計画を考える~
         第4回夢洲オンライン講演会
2021年6・7月号 報告 夢洲の花火を巡る狂騒曲 ~協会、初めての共同声明を出す~
2021年8・9月号 近況レポート 夢洲、一難去ってまた一難!でも一筋の光が? 
2021年10・11月号 近況レポート 夢洲の湿地は野鳥の楽園!

活動履歴(新着順)

◆2021年11月2日 オンライン講演会「日本の湿地の現状と環境政策」 講師資料は →こちら
   日本で湿地環境を保全するためには?ーー元環境省自然環境局長にお聞きします。ーー
   講師:星野一昭氏 (特定非営利活動法人 日本国際湿地保全連合 会長)
   環境省職員として屋久島・知床・小笠原・奄美や釧路湿原など各地の自然保護や、生物多様性条約・ラムサール条約・フライウェーネットワークなどに関わり、2014年、自然環境局長を最後に退職。鹿児島大学特任教授を経て、現職。  

◆2021年10月28日 オンライン説明会「私たちの環境影響評価書」 詳細は→こちら
   万博協会から出された準備書の説明会に出たあと、不足や問題点を確認しました。

◆2021年10月16日 オンライン勉強会「環境影響評価書について」 詳細は→こちら
   環境アセスメントの流れと、生物多様性の視点から見る万博協会準備書

◆2021年8月12日~ 夢洲万博「私たちからの環境影響評価準備書」の要旨を作成・各方面に送付

◆8月13日、Jcomつながるニュース(大阪市内版)で、カワツルモの話題が特集され、当協会の写真と署名活動が紹介されました。

◆8月12日、「市民からの環境アセスメント準備書」の要旨を国際博覧会協会と大阪市に送付しました。

◆8月、夢洲2区の塩性湿地とヨシ原の保全を訴えるネット署名活動を開始いたしました。

◆日本自然保護協会機関誌「自然保護」8・9月号に、夢洲の花火大会共同声明の報告とお礼を掲載しました。

◆7月17日、朝日新聞(夕刊)に、「大阪万博予定地に絶滅危惧種、自然との共生 大丈夫?」の記事が掲載されました。
その後、7月20日 朝日新聞デジタル(有料版)に掲載されています。

◆7月1日~31日 近鉄・大阪阿部野橋駅構内に設置されたデジタル寄付パネルに協会が掲載され、寄付活動が行われました。(終了しました)

◆6月28日付で、夢洲2区(万博予定地)内の湿地環境を保存する要望書を出しました。

 この湿地環境では、大阪ですでに絶滅したと思われていた水草「カワツルモ」が発見されました。大阪市立博物館のプレス発表は→こちら
 このエリアの保存の要望は、2020年11月27日にも出しています。
 提出先は、大阪府知事・大阪市長・大阪府議会議長(陳情書)・大阪市会議長・国際博覧会協会会長および大阪港湾局長(別紙で)
 この湿地にはセイタカシギも多く、交尾が確認されているので、繁殖の可能性があります。

◆6月16日、毎日新聞(夕刊)に、「コアジサシ今年も繁殖 大阪港湾局埋め立て工事 配慮方針」が掲載されました。
 それに先立ち、6月15日 毎日新聞デジタル(有料版)に「絶滅危惧種コアジサシが2年連続繁殖 大阪万博予定地の人工島」が掲載されています。

◆2021年6月4日付で、2区万博予定地の埋め立て工事中エリアで繁殖活動し始めたコアジサシの保護の要望を提出いたしました。要望書全文はこちら
 要望書提出先は、大阪市長・大阪府知事・大阪港湾局長・2025年日本国際博覧会協会会長宛。
 大阪港湾局はすぐ保護エリアを設置、回答もきました。→7月7日付 回答

◆4月10日、産経新聞(夕刊)に、当協会のコアジサシ繁殖地保護活動がだした共同声明が、万博プレイベントの夢洲超花火の日程を動かしたニュースが掲載されました。

◆3月23日、花火イベントの実行委員会が、正式に日程延期を発表しました。声明および日程変更についての正式発表はこちら

◆3月3日午後3時、夢洲3区(IR予定地区)で、5月4日に計画されているイベント「夢洲超花火」は、コアジサシ繁殖初期であるため、日程変更をお願いする緊急声明を出しました。

◆英語版を作りました。Introduction ~ Message from the Nature Osaka

コアジサシ繁殖期間中は夢洲および夢洲上空域でのイベントならびに繁殖予定地近くへの立ち入りをしないよう」という要望書を大阪府知事・大阪市長・2025年国際博覧会会長・一般社団法人GOTO2025理事長・レッツゴー万博2025実行委員会あてに、要望書を提出いたしました。

◆新しいフォトアルバムが完成しました!今回は「コアジサシ」
 2020年夢洲にやってきて繁殖活動をはじめたコアジサシの記録写真を通して、国際的にも絶滅が危惧されるコアジサシについて知ることができるものとなっています。
 コアジサシのみなさん 大阪湾「夢洲」へようこそ!(PDFでダウンロード)

 

夢洲オンライン講演会第4回「人と自然が共生する夢洲をどうつくるか」(終了しました)
 →報告記事はこちら「都市と自然」2021年4・5月号
 2021年1月20日(水)19時 参加
 テーマ :「人と自然が共生する夢洲をどうつくるか」~~~2025国際博覧会会場と跡地計画を考える~~~
 夢洲は人工島だが既に野鳥の宝庫となっている。ここでどれだけ自然に配慮した会場計画および跡地計画が作れるかを議論します。

◆2020年11月27日
 「夢洲2区の湿地の保存についての要望」を大阪府知事・大阪市長・大阪市会議長・日本国際博覧会協会会長あてに提出しました。
 2020年12月4日 上記同内容を大阪府議会議長に陳情書として提出しました。
 12月21日付で、大阪港湾局長より回答が来ました。

夢洲オンライン講演会第3回「夢洲に干潟を---シギ・チドリにとっての日本の港湾都市」(終了しました)
  2020年9月26日(土)19時、申し込み先着100名500名に増員しました。

◆毎日新聞9月1日朝刊くらしナビ「アニマル・クライシス---コアジサシの繁殖地保全急務」に当協会の活動が紹介されました。
 (ネットニュース有料版では、8月30日に掲載)

◆2020年8月11日 Jcom地域ニュースで、夢洲のコアジサシについて放映されました。

オンライン講演会第2弾「海岸・湿地植物から考える夢洲の生物多様性
 ー
大阪湾の人工島に出現した貴重な自然― 8月21日(金)19時、開催します。(終了しました)

緊急企画~オンライン講演会「コアジサシから考える夢洲の生物多様性」6月20日(土)19時、開催します。(終了しました)

◆2020年5月18日夜、charge.orgで署名活動「コアジサシの営巣のために夢洲の工事の一時休止をお願いします。」を開始しました。ご賛同、ご署名、よろしくお願いします。

◆2020年5月13日、毎日新聞夕刊に、記事が掲載されました。→記事はこちら
  「大阪・夢洲のIR予定地 希少種コアジサシの繁殖行動を 自然保護団体が確認」

◆2020年5月11日付で、大阪市長あてに、夢洲のコアジサシ繁殖地の保全・配慮に関する要望書を提出いたしました。

◆2020年3月31日付で、大阪市港湾局より、当協会から2月20日に提出した最要望書への回答が大阪市港湾局長より送られてきました。
 →購入土砂の投入の中止と生物への配慮を求める要望書への回答に対する再要望書(回答)

◆2020年2月20日、大阪市より1月22日付で送付された当協会からの「購入土砂の投入の中止と生物への配慮を求める要望書」の返答(大阪市経済戦略局担当)に対し、要望に応える内容になっていないため、新たに再要望書を提出いたしました。
 →当協会の要望書への回答に対する再要望書

◆2020年2月1日、2019年9月から2020年1月までの調査で撮影した野鳥写真集「夢洲フォトアルバム2019-2020」を発行しました。
これは当協会機関誌「都市と自然」4,5月号にて折り込み配布いたします。関係各所にも送付いたします。
こちらからダウンロードもできます。 →フォトアルバム 

    

◆2020年1月22日付で、大阪市より「2025年大阪・関西国際博覧会開催にあたって 購入土砂の投入の中止と生物への配慮を求める要望書」(12月6日付)に対する回答がありました。 →回答書 (別に送付書も掲載

◆「都市と自然」2月・3月合併号の報告に「夢洲と大阪の未来のために、今できること」を掲載しました。

◆2019年12月23日 2025年日本国際博覧会環境影響評価方法書等に対する協会からの意見書を公開しました。→「意見書」
 この方法書については、縦覧は12月23日まで。意見書の受付は来年1月6日まででした。

◆2019年12月17日(大阪版は19日)夏原会長の投稿が朝日新聞に掲載されました。 →詳細

◆2019年12月6日付で、国際博覧会協会・大阪市ほかに「2025年大阪・関西国際博覧会開催にあたって 購入土砂の投入の中止と生物への配慮を求める要望書」を提出いたしました。(大阪市議会議長へは12月10日付) →詳細

◆2019年12月6日、国際博覧会協会、大阪市環境局に、「市民からの環境アセスメント提案」を提出・説明いたしました。

◆「都市と自然」12月・1月合併号の特集に「続・生物多様性ホットスポット 夢洲の未来を考える」を掲載しました。

◆2019年11月14日、東京霞が関の経済産業省・環境省にて、「市民からの環境アセスメント提案」の説明。

◆2019年11月16日、17日、「自然史フェスティバル2019」にて夢洲の可能性を探るシンポジウムを開催しました。   
 また、両日とも情報センター2階入り口近くの大阪自然環境保全協会ブースで、夢洲の生きもの写真展をしました。

◆2019年9月7日~8日に開催された環境アセスメント学会大会にて、「市民からの環境アセスメント提案」の口頭発表を行いました。
 ※口頭発表の要旨については、NPO地域づくり工房HPをごらんください。

◆2019年9月 ワークショップ期間の現地調査をもとに「夢洲フォトアルバム」を発行しました。
   

◆2019年8月16日 毎日新聞夕刊に掲載されました。→記事はこちら
   大阪・夢洲で希少種コアジサシ繁殖可能性 餌くわえた親鳥確認「万博工事、配慮を」

◆2019年6月11日 毎日新聞夕刊の1面トップに掲載されました。→記事はこちら
   記事では「万博開発前に夢洲の動植物を調査」という当協会の活動が紹介されました。

◆2019年5月~7月 地球環境基金の助成を受け、NPO地域づくり工房と共催でワークショップ「大阪万博を考える 市民からの環境アセスメント提案」を開催しました。  →詳細はこちら

◆2019年5月9日締め切りの大阪市のパブリックコメントの提出を呼びかけました。
  「夢洲まちづくり構想」→こちらを見てください(大阪市HP)
  このパブリックコメントについての説明会(2019年4月21日(日曜日)此花区民一休ホール)
   → 説明会レポート(質疑応答メモ)

◆「都市と自然」4月・5月合併号に「生物多様性ホットスポット 夢洲の未来を考える」を掲載しました。

◆2019年1月に夢洲現地視察を行いました。
 このときの様子と私たちの夢洲への考えは「都市と自然」2019年4・5月号にまとめてあります。

◆2018年11月 大阪府・大阪市に要望書を提出しました。

夢洲ってこんなところです (2020.2月編集)

夢洲は、大阪湾にある人工埋め立て地です。
現在一部がコンテナターミナルや太陽光発電所などに使われていますが、他のエリアはゴミ埋め立て地として、大阪市のゴミ焼却灰や浚渫土・産業廃棄物の処理に、これから何年か利用される予定になっていました。

先にゴミを埋め立てていた場所には、雨水がたまり、池となって、多くの野鳥が飛来する豊かな生態系が形成されつつあります。また、大阪湾にはほかで見られない塩性湿地が自然にできていて、絶滅を危惧される植物も自然に繁殖していました。そして砂利場や草原には、コアジサシやコチドリ、ヒバリなどが繁殖していました。

そこが2025年大阪・関西万博の予定地となり、それに先駆けまたは前後して、大阪市はIRカジノを誘致し開業しようとしています。そして、2019年4月、夢洲が生物多様性ホットスポットとなっている自然環境を調べようともせずに、購入土砂を投入し始めました。
昨年の風景と比較すると、自然にできた池は半分の面積になってしまいました。それでも、渡り鳥たちはやってきて、満員電車のような密度で羽を休めています。

私たちは、生物多様性のホットスポットとなっているこの夢洲に、未来の大阪湾の自然環境回復の手掛かりを描いています。これまでの調査などで得られた情報を基にフォトアルバム(春夏版と秋冬版)を作りました。もちろん掲載種以外にも多種多様な生物が生息~渡来しています。

 ご覧になりたい方は、是非ダウンロードしてご覧ください。

   夢洲フォトアルバム →春夏版(2019年5月~7月)PDF版
   夢洲フォトアルバム →秋冬版(2019年9月~2020年1月)

 

※2020年12月から、環境は激変しています。それは、夢洲3区(IR予定地)にすでに埋め立てられていた土砂を掘り起こし、万博予定地である2区に移動し埋め立てる工事を始めたからです。その工事により、池や草原など多くの自然環境が失われつつあります。そして、工事開始前に必ず公開されるはずであった「環境アセスメント」準備書は、まだ公開されていません。2021年8月20日

2019年「環境アセスメントへの市民提案」の取り組み (2019.8)

私たちは、2019年5月から8月にかけて、NPO地域づくり工房と共催で、「環境アセスメントへの市民提案」のワークショップを開催、意見をまとめました。
◆この活動は2019年度独立行政法人環境再生保全機構「地球環境基金」の助成を受けて実施しました。  

 このときのチラシと提案内容は →ちらしPDF(6.7MB)

 市民からのアセスメント提案としてまとめました。    →市民からの環境アセスメント配慮書・方法書提案(概要版)PDF
    →市民からの環境アセスメント配慮書・方法書提案 (本編)PDF(20ページ)
    →概要・英訳版

 ※より詳しくは、NPO地域づくり工房ホームページの方をご覧ください。

■また、提案をまとめるにあたり、夢洲の将来の自然環境を考えるために広く意見を募集しました。
【質問】1.大阪万博や大阪の地域開発・地域づくりのあり方について、どう考えていますか?
    2.大阪万博においてアセスメント(調査予測評価と市民との情報交流)する際に、
                特に重視すべきと思うことを教えてください。
    3.本提案「市民からの環境アセスメント配慮書・方法書(案)」について

■また、現地の自然環境を知るためにい、生きもの予備調査を計6回致しました。(6月~7月)
その結果は夢洲生きものフォトアルバムとしてまとめ、発行しました。

生きもの予備調査の報告は以下
  →7月29日昆虫調査2回目
  →7月26日昆虫調査1回目
  →7月15日水辺の調査
  →7月11日野鳥調査2回目
  →7月9日植物調査 
  →6月17日野鳥の調査 

今後の夢洲を考える=生きものたちのミティゲーションを!(2020.2)

 大阪湾の夢洲は、多くの水鳥が飛来することで知られ、大阪府の生物多様性ホットスポットAランクに選定されています。ここが、2025年の「大阪・関西万博」開催予定地となったことを受けて、公益社団法人 大阪自然環境保全協会 生物多様性推進委員会では、要望書や質問書の提出、現地調査、環境アセスメント市民提案や意見提出、各種普及活動を続けています。
  ですが、廃棄物の埋立地としてホットスポットの自然と両立をはかりながら緩やかに埋め立てられていくはずだった夢洲は、開催地として確定したかのように情報が発信され(正式登録は2020年夏頃)、万博のためという隠れ蓑をかぶり、IR予定地もほぼ埋め立てられてしまいました。
  国際目標である持続可能な開発目標(SDGs)のもとで「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げている万博は、本当に私たちの「身近な自然を愛し、守り育てたい」という願いと相いれるものなのか、深い疑問を抱かざるを得ません。持続可能な社会の構築という観点からのアセスメントが伴うならば、より妥当な開催の場所や内容などの選択がありうると考えます。
 夢洲は、甲子園100個分という広大な土地で、大阪平野を流れる淀川の河口部。そこに緑地を配置すれば、尼崎から堺にかけての大阪湾岸に大きな緑地帯が生まれます。それは渡り鳥だけではなく、私たち大阪の都市部に住む市民の環境にとってもいい影響を及ぼすはずです。
 簡単につぶしてしまう前に、万博後の自然創生をデザインし、今やってきている貴重な生きものたちの避難場所(ミディゲーション)を作るわけにはいかないだろうか?
 大阪自然環境保全協会では、やむなく夢洲を開発する場合にも、IR万博同時開催ではなく、すでに土地ができているIR予定地での万博開催と、万博後のIR開業、その間もその後も、現在の万博ウォーターワールド予定地の水辺を、そのまま湿地として残し、生きものたちの退避場所(ミティゲーション)として保全する案を提案しています。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

ネイチャーおおさかは、身近な自然を愛し、これを守り育てたいと願う市民が運営している公益社団法人の自然保護団体です。お電話でのお問い合わせはこちら 06-6242-8720

  • お問い合わせ


  • Facebookページ
  • 野山のたより
  • 都市と自然