大阪湾生き物一斉調査

HOME » 自然観察会 » 一斉行事 » 大阪湾生き物一斉調査

ネイチャーおおさかが担当するフィールド(2022年度)

2019年度の「第12回大阪湾生き物一斉調査」では、ネイチャーおおさかは以下の地域での調査を担当します。

2022年5月28日(土)城ヶ崎の磯(南海加太駅集合・徒歩35分)

2022年5月29日(日)堺浜自然再生ふれあいビーチ(南海堺駅から無料バス15分)

2022年7月31日(日)成ヶ島の干潟(梅田からバスで約100分)

大阪湾生き物一斉調査とは

大阪湾生き物一斉調査は、大阪湾沿岸で活動する様々な団体が参加して、各地の生き物を一斉に調査する取り組みです。それぞれのフィールドでは、おとなも子どもも一緒になって、水辺の生き物を「探して」、「発見して」、「採集して」、「名前を調べて」もらいます。名前調べについては専門家の先生が教えてくださるので、知識や経験が全くなくても大丈夫です。

調査で見られる生き物は、魚、カニ、ヤドカリ、フジツボ、イソギンチャク、巻き貝、二枚貝、ゴカイなど、不思議な生き物がいっぱい。とにかく水辺での生き物採集は「楽しい」の一言。初夏の一日、子どもにかえって楽しみましょう


調査の様子(堺2区)


小さな子供でも安全に楽しめます


このカニはオスかなメスかな?


名前のわからない魚は博物館で調べてもらいます


水質検査のやり方も教えてもらいました


堺2区では釣りの調査も実施しました

(写真:本多俊之)

一斉調査のおもしろさ

同じ時期、同じ大阪湾の沿岸でも、フィールド(調査地域)によって、見られる生き物には違いがあります。それは、それぞれのフィールドの「環境」の違いによって、そこにすむことのできる生き物が変わるからです。つまり、生き物を調べることによって、そのフィールドの環境がどんな特徴をもっているか、どんな状態であるかを調べることができるのです。

この調査の結果は、大阪湾の各地の水環境を把握する基礎資料になりますので、ぜひ調査にご協力ください。また、秋には「大阪湾生き物一斉調査」の結果報告会も予定されていますので、そちらにもご参加ください。

(以下、国土交通省近畿地方整備局のWEBサイトからの引用です。)

調査の趣旨

『大阪湾生き物一斉調査』とは、大学・市民団体・国および地方自治体等で構成する「大阪湾環境再生連絡会」が大阪湾の沿岸で活動する団体の協力を得て、皆さんと一緒に大阪湾内の各地の生き物を一斉に調査する取り組みです。この調査の結果は大阪湾の各地の水環境を把握する基礎資料にします。

調査の実施経緯

「大阪湾環境再生連絡会」では、平成17~18年度に市民参加WGを設置し、大阪湾再生に向けた市民参加プログラムのあり方、実施内容を検討しました。その結果、『大阪湾生き物一斉調査』プログラムを実施することにより、市民にとってわかりやすい指標(生物指標)によるモニタリングを行い、大阪湾の環境に対する市民の関心を高め、理解を深めることが最も重要であると判断されました。

平成19年度より、「大阪湾環境再生連絡会」に「大阪湾生き物一斉調査プログラム実行委員会」を設置し、平成19年11月3日に矢倉海岸(大阪市西淀川区)において試行調査を行うとともに、平成20年度に大阪湾各地で展開する『大阪湾生き物一斉調査』の調査計画を立案しました。

第1回大阪湾生き物一斉調査では平成20年6月21日に15地域において467名が参加して調査を実施しました(一部の地域では5~7月の別の日に実施)。以降、毎年春季に調査を実施しています。

大阪湾環境再生連絡会

「大阪湾環境再生連絡会」は、平成17年11月に市民、学識者、事業者、行政が大阪湾の環境に対する関心と理解をよりいっそう深めるとともに、互いに情報を共有化し、相互に連携した取り組みのあり方を検討、提案することにより、大阪湾の環境の保全・再生に向けた取り組みを改善、発展させ、「海と都市のかかわり」の再構築に資することを目的として設置されました。

構成団体:国土交通省近畿地方整備局、第五管区海上保安本部、大阪府、兵庫県、大阪市、神戸市、堺市大阪湾広域臨海環境整備センター、(財)大阪湾ベイエリア開発推進機構、関西国際空港(株)、海藻おしばくらぶ、きしわだ自然資料館、NPO法人近畿みなとの達人、NPO法人釣り文化協会、西宮自然保護協会、西淀自然文化協会、大阪湾見守りネット、大阪大学、神戸大学(事務局:国土交通省近畿地方整備局神戸港湾空港技術調査事務所)

大阪湾環境データベースのページへ  堺浜自然観察会のページへ  海の観察会のページへ

過去の報告

2019年度実施報告

2019年度の「第12回大阪湾生き物一斉調査」では、ネイチャーおおさかは以下の地域での調査を担当しました。

2019年6月2日(日)尾崎海岸のアマモ場  募集要項  生き物:魚類、カニ類、巻き貝など、アマモ場・砂浜の生き物

2018年6月16日(日)堺2区・友海ビーチ/堺浜自然再生ふれあいビーチ  募集要項  生き物:カニ、ヤドカリ、フジツボ、ハゼやボラの赤ちゃんなど 

2018年6月19日(水)長松海岸(南海みさき公園駅から徒歩20分) 生き物:カニ、ヤドカリ、ヒトデ、ウミウシ、イソギンチャク、魚類など 自然環境市民大学の講座で調査。 

2018年度実施報告

2018年度の「第11回大阪湾生き物一斉調査」では、ネイチャーおおさかは以下の地域での調査を担当しました。

2018年5月12日(土)堺浜自然再生ふれあいビーチ 募集要項
2018年5月27日(日)堺2区・友海ビーチ 募集要項
2018年6月13日(水)長松海岸 自然環境市民大学の講座で調査。
2018年6月16日(土)尾崎海岸のアマモ場 募集要項

2017年度実施報告

2017年度の「第10回大阪湾生き物一斉調査」では、ネイチャーおおさかは以下の地域での調査を担当しました。

2017年5月13日(土)堺浜自然再生ふれあいビーチ 参加要項
2017年5月27日(土)尾崎海岸のアマモ場 参加要項
2017年6月7日(水)長松海岸
2017年6月10日(土)堺2区・友海ビーチ 参加要項

2016年度実施報告

2016年度の「第9回大阪湾生き物一斉調査」では、ネイチャーおおさかは以下の地域での調査を担当しました。

2016年5月22日(日) 淀川・海老江干潟 参加要項
2016年6月4日(土) 尾崎海岸のアマモ場  参加要項
2016年6月5日(日)AM 堺2区・友海ビーチ  参加要項
2016年6月5日(日)PM 堺浜自然再生ふれあいビーチ
2016年6月5日(日) 淀川・十三干潟  参加要項
2016年6月22日(水) 長松海岸 

2015年度実施報告

2015年5月30日(土) 東川河口 参加要項
2015年5月31日(日)AM 堺2区・友海ビーチ PM 堺浜自然再生ふれあいビーチ 参加要項
2015年5月31日(日) 淀川・十三干潟 参加要項
2015年6月13日(土) 尾崎漁港西側のアマモ場 参加要項
2015年6月17日(水) 長松海岸 

2014年度実施報告

2014年度の「第6回大阪湾生き物一斉調査」では、ネイチャーおおさかは以下の地域での調査を担当しました。

2014年5月18日(日)、6月14日(土) AM 堺2区・友海ビーチ PM 堺浜自然再生ふれあいビーチ 参加要項
2014年5月31日(土)、15日(日) 阪南市尾崎海岸(アマモ場) 参加要項
2014年6月1日(日) AM 東川河口 PM 豊国崎 参加要項
2014年6月1日(日) 淀川・十三干潟 参加要項
2014年6月11日(水) 岬町長松海岸

2013年度実施報告

2013年度の「第6回大阪湾生き物一斉調査」では、ネイチャーおおさかは以下の地域での調査を担当しました。

2013年6月5日(水) 長松海岸
2013年6月6日(木) 男里川河口干潟 参加要項
2013年6月8日(土) AM 東川河口 PM 豊国崎 参加要項 
2013年6月9日(日) AM 堺2区・友海ビーチ PM 堺浜自然再生ふれあいビーチ 参加要項
2013年6月9日(日) 淀川・十三干潟 参加要項 

2012年度実施報告

2012年度の「第5回大阪湾生き物一斉調査」では、ネイチャーおおさかは以下の地域での調査を担当しました。

2012年6月3日(日) 淀川・十三干潟 参加要項 実施報告はこちら(PDF1.0MB)
2012年6月3日(日) 堺2区・友海ビーチ 参加要項 実施報告はこちら(PDF1.3MB)
2012年6月7日(木)AM 東川河口 参加要項 実施報告はこちら(PDF1.3MB)
2012年6月7日(木)PM 豊国崎 参加要項 実施報告はこちら(PDF1.0MB)

調査結果のデータは、大阪湾生き物一斉調査情報公開サイトでご覧になれます。

ネイチャーおおさか 公益社団法人 大阪自然環境保全協会

ネイチャーおおさかは、身近な自然を愛し、これを守り育てたいと願う市民が運営している公益社団法人の自然保護団体です。お電話でのお問い合わせはこちら 06-6242-8720

  • お問い合わせ


  • Facebookページ
  • 野山のたより
  • 都市と自然